1 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 22:59:31.28 ID:E70adW+v0
むかしむかしのおはなし。
四つの国が争っていた時代
まだ街に車もなかった時代
正義が絶対とされていた時代
一人の正義を愛しすぎたために悩む悪の王様のおはなし。
3 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:00:20.97 ID:E70adW+v0
預言書の一ページより
大地を4つに割りて戦うものあり
1つに偉大なる悪誕生しせる
偉大なる悪の王の誕生より3年後の2/14
強い正義を持つもの現われ正義のために悪を貫くであろう
その正義の軍数は少なけれど大きな敵を食いつぶすであろう
その正義を恐れ4つに割れた大地は2つになり争いあうであろう
その正義は誰にも理解されず悪と呼ばれ後に世界を脅かすであろう
いずれ自ら滅び世界はより平和になるであろう
そして2/14に正義は悲惨な最期を迎えるであろう
6 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:03:36.76 ID:E70adW+v0
第一章〜始まり
時は恐怖の大王の誕生のちょうど3年前
('A`)「また戦いかマンドクセーナ」
( ゚∀゚)「次は胡瓜国に五万の兵をおくれ追い撃ちをかけろ」
('A`)「まさに戦闘狂だな…」
( ゚∀゚)「今日も勝ったからパーテー開くぞ」
('A`)「父は戦いに優れていた、しかしそれ以外は最低だった」
( ゚∀゚)「パーテーはあのヒィンガーボールが一番水飲みやすくていいな」
('A`)「…神は残酷すぎたかもしれない」
7 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:04:08.84 ID:E70adW+v0
('A`)「ある日いつものように戦の準備をしてると父がいったんだ」
( ゚∀゚)「もっと強い兵器が欲しいから田代砲つくれ!」
それが悪への第一歩だった
そして田代砲が届いてから父は代わってしまった。
( ゚∀゚)「病院なんか知ったことか!潰して突き進め!」
戦いで関係のないところも絶対的な力によって潰していったのであった。
9 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:05:35.02 ID:E70adW+v0
そのあまりの絶対的な力のために隣国の胡瓜国とvip国は同盟を組んでいた。
(゚д゚)「…やつは」
(ヽ^ω^)「わかったお同盟組むお」
(゚д゚)「強くなりすぎた」
(ヽ^ω^)「一緒にプーンするお」
(゚д゚)「…」
(ヽ^ω^)「悪魔倒すお」
⊂ニ(゚д゚)⊃プーン
(ヽ^ω^)「馬鹿やってないで早く作戦練るお」
(;д;)
11 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:07:45.44 ID:E70adW+v0
毒男国からどんどんと周りの国は離れていった
ξ'')ξ「手加減を知らないのかしら」
ξ゚听)ξ「まったくそうよね」
ξ'')ξ「これじゃ悪よね」
しかし父の行為はとどまることを知らなかった
( ゚∀゚)「ブラクラ地雷を配置しろ」
('A`)「そこらで本でも読むか」
( ゚∀゚)「F5れんだしろ」
('A`)「父の行為は卑劣すぎた
だからみんなに悪魔と呼ばれるようになった」
(゚д゚)(ヽ^ω^)ξ'')ξあーくーまー
( ゜Д゜)( ^ω^)ξ゚听)ξアークーマー
12 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:08:55.91 ID:E70adW+v0
('A`)「俺はひたすらに部屋に引きこもって正義について学び続けた」
( ゚∀゚)「ブラクラブラクラー」
('A`)「マンドクセーガ俺は正義を愛していた
だがそれ故に父を許せはしなかった」
( ゚∀゚)「おkブラクラget」
('A`)「いつか自分が正義のヒーローになって父を退治するのだと
叶わぬ幻想を抱いていた」
13 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:09:46.46 ID:E70adW+v0
父という悪魔の誕生から早一年
( ゚∀゚)「もっと攻撃汁攻撃攻撃攻g(ry」
('A`)「父は狂ったように…訂正もともと狂っていた」
ごほん
父は攻撃を繰り返していたそれこそ馬鹿のひとつ覚えのように
( ゚∀゚)彡「攻撃攻g(ry」
('A`)「父の攻撃のおかげで胡瓜国とvip国の絆は強くなっていた」
(ヽ^ω^)一緒にプーンするお
⊂ニ(゚д゚)⊃プーン
(ヽ^ω^)たのしいおー
⊂ニ(゚д゚)⊃たのしいぞー
(ヽ^ω^)アハハハ
14 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:10:16.50 ID:E70adW+v0
( ゚∀゚)彡「攻撃攻g(ry」
攻撃しかしない父はいつしか馬鹿と呼ばれていた
('A`)「馬鹿な悪魔と呼ばれるようになったな父よ」
( ゚∀゚)「…うましか?」
('A`)「馬鹿だよバカ父さん」
( ゚∀゚)「バカ?」
('A`)「そうですあなたは馬鹿です」
( ゚∀;)「うぅぅ」
父は悪魔というフレーズより馬鹿のほうを気にしたのであった
15 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:10:48.12 ID:E70adW+v0
('A`)「それから数日後に、父はバルキメデスの公式が
すべて解決してくれるからと立ち直った」
( ゚∀゚)彡「バルキメデスバルキメデス」
父は余計に馬鹿だといわれた
16 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:12:22.23 ID:E70adW+v0
( ゚∀゚)「今回はバルキメデスの法則にしたがって山から攻める」
父は馬鹿だといわれていたが戦では右に出るものはいなかった
( ゚∀゚)「今回の作戦命は小山のお猿さんだ」
ネーミングセンスも最悪だった
( ゚∀゚)「水族館作戦、ウルトラB作戦、夜鳴き作戦」
('A`)神様はなんて(ry
17 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:13:13.96 ID:E70adW+v0
そして馬鹿悪魔の誕生から2年物語りは急展開を見せる
毒男城に迫る3つの黒い影
|/゚U゚|「激しく無事毒男城潜入したり」
|/゚U゚|「これより作戦開始」
|/゚U゚|「いざまいう」
その影は激しく華麗に城の最上階までやってきた
|/゚U゚|「激しくサーチ」
|/゚U゚|「激しく発見」
|/゚U゚|「激しく暗殺」
( ゚∀゚)バルキメデスならなんとかしてくれr
こうして馬鹿な悪魔は死んだのであった
18 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:14:02.94 ID:E70adW+v0
|/゚U゚|「激しく任務完了」
|/゚U゚|「激しく脱出」
|/゚U゚|「激しく同意」
('A`)「そこだれかいるのか?」
|/゚U゚|「激しく人の気配」
|/゚U゚|「激しくピンチ」
|/゚U゚|「激しく逃走」
|/゚U゚|「激しくポストに退避」
|/゚U゚|「激しく窒息の予感」
|/゚U゚|「激しk」
('A`)「…気のせいか」
この三人は後に毒男城のなかのポストの中で遺体で見つかった
第一章end
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一気読み
第一章 -
第二章
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