19 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:18:34.09 ID:E70adW+v0
第二章〜始まりの終わり
父が殺された次の日に葬儀は行われた
('A`)「父さん僕どうしたら良いんだよマンドクセーヨ」
ドクは王のジョルジュが死んだことにより自動的に毒男国の王様になっていた
( ゚∀゚)「グリーンダヨ」
('A`)「…」
なんだか知らないがいらついたので仏壇を殴っておいた
20 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:18:52.64 ID:E70adW+v0
('A`)「カテェェ」
仏壇を殴った後、予想以上の硬さに狂気のダンスを踊っているとツンが現れた
ξ゚听)ξ「今回の件は本当に残念ね」
('A`)「なんだツンか」
ξ゚听)ξ「何よこんな美人が来てやってるのに」
('A`)「頼んでないけど(自分で美人って言う奴がどこにいるんだよ」
ξ゚听)ξ「あらそう!」
('A`)「じゃあなにか俺が気になったか」
ξ///)ξ「べっべつにあんたが心配で見に来てあげたわけじゃないからね」
('A`)「茶でも飲んで帰るか?」
ξ///)ξ「そうするわ」
('A`)「爺茶を出せ茶だ」
('A`ミ「はいただいま」
21 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:19:17.64 ID:E70adW+v0
('A`)「しかし馬鹿な父でも死ぬんだな…」
('A`ミ「人はいつしか死ぬものです」
ξ゚听)ξ「そうよ」
('A`)「そうだな…若いうちにいろいろしないとな」
ξ゚听)ξ「そうね若い頃に…」
('A`)「おい爺、お前の若かった頃の絵とかないの?」
('A`ミ「いきなりなんですか?」
('A`)「ぜひ観たいと思ってね」
ξ゚听)ξ「なに?それあるの?見たーい」
('A`ミ「有るには有りますが・・・」
('A`)「なんだ?みられたくないのか?」
('A`ミ「そんなことは…」
('A`)「ならみせろよ」
('A`ミわかりました…こちらです」
ξ゚听)ξ「これは…」
('A`)「馬鹿な…」
('A`ミ「だから見せたくなかったのに」
ξ゚听)ξ「ドクそっくり…」
('A`)「…」
ξ゚听)ξ「あんた年取ったら黴生えてくるのね」
('A`)「いやぁぁぁぁ」
('A`ミ「これは黴ではなく毛ですぞ毛」
ξ゚听)ξ「やーい未来の黴男ー」
22 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:20:13.38 ID:E70adW+v0
葬式が終わってからはまた戦いの日々が待っていた
悪魔ジョルジュがいなく後でも胡瓜国とvip国の攻撃はやむことはなかった
('A`)「取りあえず今は守っとけ攻めるのマンドクセーから」
ドクはひたすら見守り続けた
ドクのこの姿勢おかげで、どんどん毒男国は衰退していった。
300万いた兵もすでに250万を切っていた。
一方胡瓜国とvip国の両国は戦後の領地の配分でもめていた。
(゚д゚)「この戦い勝ったらここ俺の領地な」
( ヽ^ω^)「ずるいおそこはおいらのだお」
(゚д゚)「てめえはプーンでもやってろ」
(ヽ# ^ω^)「ピキピキこっちにんなだおきもちわるいお」
(#゚д゚ )「ァ?」
('A`)「考えるのマンドクセ」
こういったことが2年間続き、気付いた頃には四国すべての王、また王女が入れ替わり
毒男国の兵数は2000万となり、胡瓜国とvip国の間の絆は今にも切れそうになっていた。
23 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:20:59.76 ID:E70adW+v0
そんなある日、保守に飽きた毒男国の練炭兵150万が
命令を無視して胡瓜,vip両国に攻め入ったのであった。
l;;'A`!「シニバショヲヨコセー」
l;;'A`!「セー」
l;;'A`!「セー」
いきなりの攻撃とその圧倒的な数によって2つの国は混乱に陥った。
( ゜Д゜)「なんじゃゴルァ!!」
( ^ω^)「圧倒的過ぎるお」
再び危機を感じた両国は再び同盟を結ぶことを決めた。
( ゜Д゜)「よろしくだゴルァ!」
( ^ω^)「よろしくだお」
( ゜Д゜)「ブーンはやらないかr」
⊂二( ^ω^)⊃ブーン
( #゜Д゜)
こうして、手を組んだ両国の力によって、練炭兵はどんどん数を減らしていった。
l;;'A`!「ボクハココデシヌンダナ」
l;;'A`!「ヤットシニバショミルケタ」
l;;'A`!「イテ」
こうして、ほとんどの練炭兵を失った毒男国は、2つの国からの攻撃に
必死に耐えるしかなかった。
24 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:22:49.96 ID:E70adW+v0
('A`)「正直守るのマンドクセ」
ドクもこのままではいけないと思った。
しかしこの間の四国は小さい戦いはあるものの平和だった。
ドクは考えた。
ドクは頭がよかった。
この四国が平和になった時期、それは父が圧倒的な武力を
持っていたときの時代であった。
胡瓜,vipの両国はあまりの力の前に自ら攻撃はしてこなかったし
絶対中立のオリーブ国も攻撃はしてこなかった。
こちらが攻撃をしなければ平和だったのだ…。
しかし、それは恐怖による一時的な平和であり、恐怖が解けてしまえば
意味をなくすちっぽけな平和だった。
そしてドクはわかってしまった―――なにを?
この戦争を手早く終わらせる方法を―――どうする?
それは父のやっていたあれ―――どれ?
絶対悪による絶対正義―――なんだって?
体が心が拒絶反応を起こしている―――なぜ?
今までいみきらっていた悪が、正義になるなど考えたことなどなかったからだ。
しかし今度こそは恐怖による平和はいらないと思っていた。
26 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:24:39.42 ID:E70adW+v0
('A`)「悪による絶対恐怖で他の国を無理やり協力状態にする…
少々強引だが妙案だな」
('A`ミ「どうしたのですか王様」
('A`)「いやね父はすごいんだなあと思って」
('A`ミ「そうでしょ」
('A`)「ただの馬鹿じゃなかったn」
('A`ミ「ちょwwwwwコーラうめえwwwwww」
('A`)「…」
今度の平和は最終的な結果が恐怖ではなく、喜びで終わらせなくてはいけなかった。
27 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:25:48.51 ID:E70adW+v0
('A`)「やってやるか」
ドクは悩んだ挙句正義のために悪になることに決めた。
次の日からドクの苦悩の日々は続いていた。
('A`)「マンドクセー」
28 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:26:13.45 ID:E70adW+v0
そしてある日
('A`)「しかし兵力が足りない」
絶対悪はまず力がなくてはいけない。
しかし練炭兵の暴挙により練炭兵の数はもう少なくなっていた。
('A`)「こまった」
('A`ミ「困りましたね」
ξ゚听)ξ「本当困ったものね」
('A`ミ「ですな」
('A`)「…」
ξ゚听)ξ「そうだ!少数勢力で山を登り、そこに大砲を設置して、
後の残りで突撃して援護射撃すれば良いんじゃない!?」
('A`ミ「それはいいですなどうです王様」
('A`)「ウチには砲台ないし、練炭兵は練炭なんだから
練炭に引火したらどうする」
ξ゚听)ξ「そうねえ」
('A`ミ「どうしたものですかねえ」
('A`)「おい黴」
('A`ミ「これは黴ではなくふさふさですよそれにわたしはセバスty」
('A`)「そんなことは良いからなんでここにツンがいる?」
('A`ミ「遊びにいらっしゃいました」
ξ゚听)ξ「きましたー」
('A`)「もう好きにしてくれ」
ξ゚听)ξ「はーい」
('A`ミ「ツン様先ほどの続きですが砲台がだめなら投石器でも使えば…」
ξ゚听)ξ「それはいい考えね」
('A`)「はぁ〜」
ξ゚听)ξ「ドクはどう思う?」
('A`)「もういや」
ξ゚听)ξ「ちゃんと考えなさいよ」
('A`)「マンドクセ」
29 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:26:28.85 ID:E70adW+v0
('A`)「拝啓父さん 僕はいまピンチです助けてください」
( ゚∀゚)「グリーンダヨ」
なんだかわからないが取りあえず後で仏壇を殴っておいた
31 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:26:49.82 ID:E70adW+v0
その日の夜
('A`)「よっぽど話し合ってたんだなこんなところで寝てやがる」
そこにはテーブルに横たわる馬鹿二人
('A`ミ「だからそこはライトセ-バーを…むにゃむにゃ」
ξ゚听)ξ「そこにみくるビーム発射砲台を…むにゃ」
('A`)「だいたい電気ないのにどうやって光学装置使うんだよおまえら…」
俺は二人に毛布をかけてやりその場を離れた。
そして自分の部屋に帰るなりそろばんをかたかたと動かし始めた。
32 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:27:59.87 ID:E70adW+v0
チュンチュン
('A`)「いつの間にか朝になっていたようだ」
俺は大きなあくびをひとつして食堂に向かった
お馬鹿二人組はもう朝飯を食べていた
('A`)「どこに主を差し置いて召し食う執事がいるんだよ」
('A`ミ「コーラうめえwwwwww」
('A`)「じじいそれはコーラではなく珈琲だぼけ」
ξ゚听)ξ「目玉焼きうめええええwwwwwwww」
('A`)「それはダシ巻きだ馬鹿が」
('A`ミ「コーラうめえwwwwww」
('A`)「もういいですしんでくださいマンドクサイカラ」
ξ゚听)ξ「そういえばドクは夜から部屋に閉じこもって何してるの?」
('A`)「フフフ…良くぞ聞いてくれたそれは作s」
('A`ミ「ツン様!男の子の一人遊びです聞かないでやってくださいませ」
ξ///)ξ「ボッ」
('A`ミ「今日も私はぼっちゃまをおまもりしましたたぞ」
('A`)「…おい馬鹿よ夜は作戦について考えていた所だ」
('A`ミ「ぇ…男の子の一人遊びは?」
('A`)「しとらん!
しかもいつから俺は王様から坊ちゃんに代わった」
ξ゚听)ξ「一人遊び…じゅる」
('A`)「変態巻き毛女お前はさっさと帰れ
それとよだれ拭け」
33 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:28:39.26 ID:E70adW+v0
('A`ミ「作戦なら伊藤という姓のを選べばよいですよ占いに出ております」
ξ゚听)ξ「それにミクロ単位のルビーを無限に取り放題にしたら足止めできるかもよ」
('A`)…?(昨日はライトセイバーとかみくるビームとかいってたような…)
('A`ミ「どうかしたのですか」
('A`)「…まさか」
(まさかライトセイバーとは ら伊藤という姓のを選べば
らいとうというせいのものをえらべば
ライトうというセイのものをえらべバ
ライトセイバ
そしてみくるビームは
ミクロ単位のルビーを無限に取り放題
みくろたんいのるびーとりほうだい
ミクろたんいのルビーをムげんにとりホウダイ)
('A`)「ナッナンダッテー」
('A`ミ「?」
ξ゚听)ξ「?」
('A`)「いやなんでもないんだ説明マンドクサイシ」
ξ゚听)ξ「そう」
('A`)「さてさて作戦会議をするここからは国家秘密だツンは退室してもらおう」
ξ゚听)ξ「いいじゃないへるもんじゃなしー」
('A`)「さっさとうせろ変態マンドクセェ」
ξ゚听)ξ「はーい」
34 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:29:24.12 ID:E70adW+v0
('A`ミ「どうやらツン様はお帰りになられたようです」
('A`)「さて爺今回の作戦だが作戦名は桃太郎でいく!!(すばらしすぎてマンドクセェェェ」
('A`ミ「…(ジョルジュ様この子はやっぱりあなたの息子です)」
('A`)「どう?なかなかすごくてマンドクサカッタダロ」
('A`ミ「すごいですね(ものすごく逆の方向で」
('A`)「どんぶらこっことかいろいろあったんだがな」
('A`ミ「…(あなたの息子はいまあなたを超えました」
36 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:29:49.47 ID:E70adW+v0
('A`)「名前はおいといてマンドクセーが作戦の概要を説明する
この四国は真ん中に大きな川が流れているだろう
ちょうどうちの国の目の前を通ってあの両国の前を
横切りそしてぐるりと回って後ろに伸びる」
('A`ミ「それゆえに、今まで攻める場所が少なく思うように
勢力が伸ばせませんでしたからね」
('A`)「そのとうり。今まではなんの役にも立たなかった川だが
今回はその川を使う」
('A`ミ「どのようにですか?」
('A`)「まず練炭兵の残りを計算したところ30万しかいなかった」
('A`ミ「30万…あの二つの国の総兵力は100万ですからぜんぜんですね」
('A`)「そのとおりはっきりいって守るので精一杯だ」
('A`ミ「ではどのように攻めるのですか?」
37 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/04(日) 23:30:06.07 ID:E70adW+v0
('A`)「うん
まず練炭兵20万をいつも通り正面からぶつける」
('A`ミ「そんな…無茶です残りは5万で相手が総攻撃してきたら終わりですよ…」
('A`)「その相手の総攻撃を誘うのが作戦だ」
('A`ミ「へ?」
('A`)「正面からの20万の練炭兵
そして川を使って川を下り横から100万の兵を挟み込む5万の練炭兵
少なくともこれで戦うことができる。」
('A`ミ「しかしそれではうまくいっても勝ち目はありませんぞ」
('A`)「そこでだ…さらに相手国の後方から川を下って奇襲部隊をさらに5万」
('A`ミ「…」
('A`)「これで総力戦をしていた両国は尻尾巻いて逃げ帰るだろうな」
('A`ミ「…」
('A`)「どうした?なにか問題でもあるか?」
('A`ミ「い…いえ(やはりジョルジュ様の子でしたな」
('A`)「作戦実行は3日後ぐらいかな」
('A`ミ「3日ですか…」
('A`)「では爺、早速仕事だが、戦いの準備とこれの紙の情報を
各国にさりげなく広めろ」
('A`ミ「わかりました」
('A`)「しかし2/14が3日後とは…」
('A`ミ「なにか?」
('A`)「なんでもないんだ」
40 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/04(日) 23:33:53.21 ID:E70adW+v0
( ^ω^)「…ひまだお」
( ゜е゜)「王様報告です」
( ^ω^)「なんだお?」
( ゜е゜)「先ほど捕まえた練炭兵が毒男国の情報をしゃべりました」
( ^ω^)「どんな情報だお?」
( ゜е゜)「はい、毒男国は4日後に正面より毒男国の全勢力で
攻め込んでくるということです」
( ^ω^)「とうとう死ぬ覚悟ができたというわけだお」
( ゜е゜)「では、こちらも総力で立ち向かうのがよろしいかと思われますが」
( ^ω^)「それはいまからギコと話すお」
42 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/04(日) 23:36:39.70 ID:E70adW+v0
( ^ω^)「どうするお?」
( ゜Д゜)「総力で攻めるに決まってんだろゴルァ!!」
( ^ω^)「でも罠かもしれないお」
( ゜Д゜)「こっちの得た情報はあっちの全勢力のリストだ。
残ってる兵隊合わせたところで何にもできやしねえぞゴルァ!!」
( ^ω^)「それもそうだお」
( ゜Д゜)「じゃあ、一日早い3日後に南に向け総攻撃するぞゴルァ!!」
( ^ω^)「わかったお」
ξ゚听)ξ「うちの国は攻撃対象に入ってないけど…本当にやるみたいねあの根暗」
ξ゚−゚)ξ「言い過ぎでは?」
ξ゚听)ξ「もうしらないわ」
l;;'A`!「タタカイマンドクセーナ」
l;;'A`!「ダリー」
(^^)「久しぶりに暴れられますね」
(^^)「いきましょうか」
(´・ω・`)「戦いか」
(`・ω・´)「シャキーン」
こうしてさまざまな思いが交錯する中、ドクの思惑通り戦場の歯車は
再び回され始めたのであった。
第二章end
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