( ^ω^)ブーン系小説完結作品集('A`) 〜('A`)ドクオが王様になるようです 最終章〜最終決算〜

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91 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 00:57:52.92 ID:b1FVtzcH0
最終章〜最終決算



( ^ω^)「次は城を攻めるお」
ξ゚听)ξ「ついに城を攻めるのね…」
( ^ω^)「どうしたんだお?いやなのかお?」
ξ゚听)ξ「そんなことは…ない…けど」
( ゜Д゜)「行くぞゴルァ!」


93 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:02:38.20 ID:b1FVtzcH0

('A`ミ「坊ちゃま、全軍敗退いたしました」
('A`)「そうか」
('A`ミ「敵全軍がこちらに向かっております」
('A`)「ではこの城に残っている者は全員逃げろ」
('A`ミ「ではそのように伝えてきます」
('A`)「これで終わりだな」


94 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:05:28.68 ID:b1FVtzcH0

( ^ω^)「ここが城かお?もぬけのからだお」
( ゜Д゜)「尻尾巻いて逃げやがったんだぞゴルァ!!」

('A`)「おいおい逃げちゃいないよ」

ξ゚听)ξ「ドク!!」

('A`)「俺を殺すんなら自分で来れば良いさ」

( ^ω^)「罠かお?」
( ゜Д゜)「どうでもいいからいくぞゴルァ!!」

('A`)「ちょっとまってくれ、最後に聞いてくれ俺の最後の言葉を」

( ^ω^)「…」

('A`)「それくらいかまわないだろ?」

( ゜Д゜)「んなもんだめにきまt」
( ^ω^)「わかったおきくお」

( ゜Д゜)「!!」

('A`)「ありがとう…では最後の話に付き合っていただきたい」


95 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:06:48.47 ID:b1FVtzcH0

('A`)「我はこの偉大なる毒男国の王ドク、
かの有名な悪魔ジョルジュの正当なる息子である。 
私の父は悪を尽くした…そしてまた私も悪を尽くした、
故に我が血は悪で染まっている。
故に我は絶対悪なり、 我は悪故に我を殺すのは正義のみ、
故に我を殺すものをここで許す。
さぁ正義の子達よ存分に悪を殺したまえ」

( ^ω^)「…」

('A`)「ではさっさとここに来て殺してくれ」

( ^ω^)「わかったお」

('A`)「できればなるべく早くしてくれよ」


96 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:09:31.51 ID:b1FVtzcH0
コツコツコツ



('A`)「足音か…思えば詰まんない人生だったな」



コツコツコツ



('A`)「ツン…悪いことをしたな、他のいい男を捕まえてくれ」



コツコツコツ



(;A;)「シヌノハマンドクサイナ」


97 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:09:56.86 ID:b1FVtzcH0
ガチャリ


99 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:16:44.58 ID:b1FVtzcH0

('A`)「遅かったな」

('A`ミ「そうですか?」

('A`)「!!」

('A`ミ「驚かれましたかな?」
('A`)「何をしている、さっさと逃げろ」
('A`ミ「それはできません」

('A`)「それにその格好…」
('A`ミ「あなたにはここで死んでもらいます」

('A`)「そんな…」
('A`ミ「他のものに殺されるくらいなら、私が殺します」

('A`)「悲惨な最期とは、こういうことだったのか…
    さすがにこれは悲惨すぎるな」

('A`ミ「お許しください」
('A`)「しかたない」
('A`ミ「では」
('A`)「でもここで死ぬわけには」
('A`ミ「そうですか」
('A`)「うわぁぁぁぁ」

ドス


100 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:17:27.76 ID:b1FVtzcH0
バーン


( ^ω^)「悪の王ドク正義の名の元に貴様を処刑する」

('A`)「マンドクセ」

( ^ω^)「さよなら…できるだけ痛くないように殺すよ」

('A`)「せわをかけるね」

こうして悪の大王は死んだのであった

そのごドクの顔は三日三晩さらされ続けた


109 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:32:29.27 ID:b1FVtzcH0
そして平和が訪れた…
練炭兵の死体の山は、いつしかコスモスの咲き乱れる丘となっていた
そんなコスモスが咲き乱れる中に、ぽつんと一つ墓が立っている
そこには、毒男国王マンド・n・ドクここに眠る
と記されていた
そこに現れた巻き髪の少女


110 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:34:57.01 ID:b1FVtzcH0

ξ゚听)ξ「ねぇドク結婚式どうなったの?」
ξ゚−゚)ξ「お嬢様…」
ξ゚冓)ξ「セバスチャンいいことってなに?」
ξ゚−゚)ξ「…」
ξi冓)ξ「こんな平和うれしくないよ…戦っててもいい、みんないてほしかったよ」


111 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:36:30.70 ID:b1FVtzcH0

(  )「君はそんなにその悪の王が好きだったのかい?」
ξ///)ξ「すっすすきだったわよよ」

(  )「そうか、あんたも物好きだな」
ξ゚听)ξ「あんた誰よ」

(  )「俺かい?俺はただの通りすがりさ」
ξ゚−゚)ξ「さっさとフードを取ったらどう?」

(  )「おっと、あいかわらずおっかないねぇ」
ξ゚−゚)ξ「あいかわらず?」

(  )「口が滑ったようだ」
ξ゚−゚)ξ「さっさと正体を現しなさい!」

(  )「だけど…」

ξ゚听)ξ「さっさととりなさいよ!」
(  )「わかりましたよ…」


112 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:38:34.64 ID:b1FVtzcH0
バサァ


113 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:46:53.25 ID:b1FVtzcH0

(  )「これでいいかな」
ξ゚听)ξ「変わってないわよ馬鹿!」
ξ゚−゚)ξ「貴様、殺すぞ!」

(  )「おっかないなぁ…」

ξ#゚听)ξ「キー!!!」

(  )「ははは」
ξ゚−゚)ξ「さっさと脱げ!」

(  )「ちょwwwwやめwwww脱げる」


114 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:47:48.89 ID:b1FVtzcH0
パサリ


115 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:50:08.98 ID:b1FVtzcH0

('A`)「…やぁ」
ξ゚听)ξ「…」

('A`)「もしもし?」

ξ゚−゚)ξ「…」

('A`)「あーあ言葉なくしてるよこの二人…」

ξ゚听)ξ「なんであんたが」
ξ゚−゚)ξ「ここにいらっしゃるんです?」

('A`)「いやねこの墓標でも書き加えにこようかなと思って」

ξ゚听)ξ「書き換える?」
('A`)「取りあえずどいてくれるかな?」


116 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:51:41.05 ID:b1FVtzcH0
そういうとドクは墓標の裏にマンドクセー・d・セバスチャンと書き加えた


118 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:56:06.28 ID:b1FVtzcH0

ξ゚−゚)ξ「説明をお願いできますか?」
('A`)「いいよ・・・」


120 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 01:58:50.48 ID:b1FVtzcH0

('A`)「あの時俺は爺に殺されかけた…そして殺されなかった」

('A`ミ「そうですか」
('A`)「うわぁぁぁぁ」

ザシュ

('A`)「ハハハ爺はつよいなぁ」
('A`ミ「すいませんね」
('A`)「いいんだよ…君に殺されるなら本望ださぁ殺してくれ」
('A`ミ「わかりました…さようならドク様」
('A`)「今までありがとうセバスチャン」

ドス

('A`)「ドス?」
('A`ミ「年寄りの最後のわがままを聞いてやってください」


こうして俺の意識は闇に堕ちた


('A`)「そして目が覚めたら、川の上でどんぶらこっこどんぶらこっこと
    流れていたわけ。
    そして、爺の手紙によると続きはこう」

('A`ミ「さて私も準備をしますか…」

ジョリ

('A`)「さっぱりしましたね…格好もそっくりです」
(-A-)「うぅ」
('A`)「では川に流しますか…」
(-A-)「セバスチャ」
('A`)「さよならです坊ちゃま…あなたに会えてよかった」


122 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 02:02:21.97 ID:b1FVtzcH0

('A`)「死を待つのも悪くないものです」
('A`)「…」

バーン

( ^ω^)「悪の王ドク正義の名の元に貴様を処刑する」


123 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 02:08:54.58 ID:b1FVtzcH0

('A`)「というわけさ」

ξ゚听)ξ「じゃぁ殺されたのは…」
('A`)「あの糞爺だよ」

ξ゚听)ξ「…」

('A`)「まったく馬鹿なことをしてくれたもんだな」

ξ゚听)ξ「でも顔が…」
('A`)「昔見せただろ爺の肖像画…」
ξ゚听)ξ「あんたそっくりだったわね」

('A`)「あの爺なよくよく調べたんだが、5代前の王様の
    隠し子の家計だったんだよ」

ξ゚听)ξ「それで良く似ていたのね」

('A`)「さて用はすんだし帰るな」

ξ゚听)ξ「ちょっと待ちなさいよ」
('A`)「なに?」

ξ゚听)ξ「その爺から伝言を預かってるわ」
('A`)「やっぱりか」

ξ゚听)ξ「あなたは最高の王であり孫でした」

('A`)「けっ」

ξ゚−゚)ξ「あの人はやはり、あなたのために死んだんですね」

('A`)「残念ながらそうだ・・・では改めてさようなら」


124 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 02:10:07.11 ID:b1FVtzcH0

ξ゚听)ξ「ちょっと!」
('A`)「まだなにかあるのか?」

ξ///)ξ「その…あの…」
('A`)「なんだよ?」
ξ///)ξ「うぅぅ」

ξ゚−゚)ξ「ドク様!!」
('A`)「ハイィィ」

ξ゚−゚)ξ(ツン様はプロポーズのお言葉をお待ちになっておられます)
('A`)(えーまだ覚えてたの?)
ξ゚−゚)ξ(まさか冗談だったとか?)
('A`)(…)
ξ゚−゚)ξ(殺しますよ)
('A`)(あんたにはかなわない)
ξ゚−゚)ξ(それはどうも)

ξ///)ξ「あのその…」
('A`)「なぁツン…俺が流されてたとき懐に入ってたんだが貰ってくれるかな?」
ξ///)ξ「なに?この箱?」
(*'A`)「多分あの爺の形見さ」
ξ゚听)ξ「指輪…」
('A`)「…」


ξ゚−゚)ξ(セバスチャン…最後までG・J!!)


('A`)「結婚してくれないかな?ツン」
ξ///)ξ「わたしでいいのなら…」


125 名前:愛のVIP戦士[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 02:11:00.75 ID:b1FVtzcH0
いま俺は、赤い絨毯の上をそれに負けないくらい赤い顔で歩いてくる
巻き髪の女性を待っている。
昔の名前は捨てて今はドクオと名乗っている。
空を見上げるやたらと綺麗な空が広がっていた。
神父が誓いのキスとか言っている。
目の前の女性は驚きで言葉をなくしている。
俺はそっと唇を奪ってやった。
同時に女性は倒れた。
なぁ爺見てるか?



世界はあんたの思い通りになったよ…。





〜('A`)ドクオが王様になるようです 完〜




【関連】
一気読み
第一章 - 第二章 - 第三章 - 第四章 - 第五章 - 最終章


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作者さんへ。
個人的な観点から、改行や、濁点等要所要所をかなりいじくりました。
改悪だと感じた場合はどうぞご容赦を。
修正版とかあれば受け付けます。


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