5 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 20:51:55.45 ID:r5bn2zV80
('A`) 「ふぅ……」
ようやくクーの束縛から解放されたドクオは、ゆっくりと布団で漫画を読んでいた。
本日はバイトもなく、本当に休めるひと時があった。
('A`) 「にしても、ネジねぇ……」
そう、元々クーがあんなにも壊れたのは、ネジが抜けたせいなのだ。
真実かどうかは分からないが、少なからず彼女が壊れたのは事実だろう。
('A`) 「はぁ……」
体を休めるときながらも、先ほどから溜息を繰り返す。
彼には人知れず悩みがあった。
('A`) 「俺のキャラ薄くね?」
6 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 20:53:12.67 ID:r5bn2zV80
そう、それは紛れも無い事実。
この物語であり、もう自由奔放なクー。
脇役でありながらも、どのような状況にも合わせ、最後に必ずいい味を出すブーン。
その他あまり活躍しなかった人々。
どれもいい味を出しているキャラクターばかりだった。
('A`) 「……この小説で、俺だけがまとも……」
一般的に考えて、まともな人間は必要な人材である。
しかし、このように文章で笑わせようとする話に、まともな人間は不必要なのである。
屑、小説の癌、邪魔者、言うならば3流AVにある女優の顔モザイクよりも邪魔な存在なのだ。
('A`) 「ほら見ろ……最初は完璧に一人称視点で書かれていた小説も、
今や三人称視点へと変わりつつある」
だってあなたの語り面白くないんですもの。
どうも、上のものからの命令で変わりました、天の声ルビスです。
('A`) 「司会交代、か……」
7 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 20:54:47.64 ID:r5bn2zV80
('A`) 「俺はもういらない存在なのか?
俺はただの邪魔物なのか!?」
はい、もういりません。
('A`) 「俺は面白くないのか?
俺はこの小説に向いていないのか!?」
ですから、消えてください。
('A`) 「俺は……俺は!!」
(#'A`) 「変わってやる!!!!!」
変わるのは大いに結構ですが、髪型をガイルにするのだけは勘弁してください。
いくらなんでも、他人の作品を盗むなんて酷い事しないでくださいよ?
('A`) 「……見破られたのか」
9 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 20:56:54.43 ID:r5bn2zV80
('A`) 「じゃ、じゃあ!アフロなんてのはどうかな!」
無理言わないでください。
ただでさえAAの技術が無い作者にそんな注文しないでください。
('A`) 「あ、あれだ!スキンヘッド!スキンヘッドだよ!ハゲハゲ!」
あなたに番町は向いていませんよ。
('A`) 「それじゃあ……アイパー……?」
あれは流石兄弟だから受けたんです。
そろそろあきらめてください。
('A`) 「(´・ω・`) ショボーン」
ぶち殺すぞ。
10 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 20:58:30.68 ID:r5bn2zV80
('A`) 「……いや、待てよ……」
何か重大なことにでも気づいたのだろうか、ドクオは一人自分の世界に入り込んだ。
('A`) 「そうか……視野を広くするとはこの事だったのか!!」
突然立ち上がる彼、財布を手に取り、家のドアを開いた。
まだ流れる冷たい風の中、彼は走り出す。
(*'∀`) 「フハハッハハ!! これで俺は変われるぞ!!
フハハハハハハハハッハ!!フハハッハハハハ!」
11 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:00:11.82 ID:r5bn2zV80
翌日、VIP公園。
ドクオとクーが一緒に登校をする約束をした時間。
その1分前と言うのに、そこには誰一人として姿はない。
……そして、約束の時間になった瞬間。
ひとつの影が公園に現れた。
12 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:01:18.78 ID:r5bn2zV80
♪ ♪
川 ゚ -゚))) 恋する乙女のドキドキメール♪
(( ( つ ヽ、 ♪
〉 とノ )))
(__ノ^(_)
♪
(( (゚ -゚ 川 あなたの返事が待ちどうしい(はぁと)♪
♪ / ⊂ ) )) ♪
((( ヽつ 〈
(_)^ヽ__)
♪
川 ゚ -゚) 今来たメール、開いて音読あなたの気持ち♪
ノ ⊂ ) ))
(( ( ヽ'つ〈 ♪
♪ (_)^ヽ__)
,.-─- 、
\●/
/\ 川 ゚ -゚)∩‐ 「肉便器は黙ってろ!!」
| ● ⊂ /
ヽ/ r‐' /
`""ヽ_ノ
13 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:02:44.90 ID:r5bn2zV80
川 ゚ -゚)「何だ、まだドクオは来ていないのか」
彼女はそういうなり、公園にあるブランコに座り込んだ。
このブランコに乗るのも何年ぶりだろうか。
川 ゚ -゚)「ジョン……マイケル……田中……」
川 ゚ -゚)「いい友達だった」
彼女が思い出に浸っている時、もうひとつの影が公園に現れた。
だが、彼女の背中方向に現れた影に、彼女は気づいていない。
一歩一歩近づく影、そして、ようやく声を出した。
「遅れてごめん」
18 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:05:41.25 ID:r5bn2zV80
ξ*'A`)ξ 待った?クーちゃん
ノ( )ヽ
< >
19 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:07:19.08 ID:r5bn2zV80
そこにはドリルヘアーをしたドクオの姿があった。
日本語風に言うならば、巻き糞だ。とぐろ。妹。
川 ゚ -゚)「似合ってるな」
ξ*'A`)ξ「もうww おせじなんていいんだからぁww」
川 ゚ -゚)「いやいや、普通に可愛いぞ。ドクオ」
ξ'A`)ξ「ドクオじゃないー!ぷんぷん! ドク子ってよんでー」
川 ゚ -゚)「ドク子か……名前を聞いただけで射精しそうだ」
ξ;'A`)ξ「ク、クーちゃん!そういう発言はよくないよぅ……」
21 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:10:01.50 ID:r5bn2zV80
見事に変わることが出来たドクオ……いや失礼、ドク子。
一々変換するのがめんどくさいと言うのが作者の本音である。
ドク子の格好はもちろんスカート。
下に、規則どおり短パンを履いている辺りが可愛らしい。
ξ'A`)ξ「えっとね、えっとね。変わらなくちゃいけないと思ったから、
一生懸命ね、ドク子ね、考えたの」
川 ゚ -゚)「肉便器は黙ってろ」
ξ'A`)ξ「にくべんき ってなぁに?」
川 ゚ -゚)「人間小便器、つまりお前だよ」
ξ'A`)ξ「小便器って……汚くないのぉ?」
ある意味クーをも超えてしまった存在。
これで、彼のキャラが薄いと言われることは無いだろう。いや、彼女か。
だが……ひとつ、問題があった。
22 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:11:20.02 ID:r5bn2zV80
川 ゚ -゚)「その巻き糞、まるで私の弟の性器のようだ」
ξ'A`)ξ「ふぇ?」
この会話を聞いていただければ分かるだろう。
そう……二人は漫才でいうならばボケの存在。
ボケがいるならば、ツッコミがいるのである。
特に20辺りの人、お前はテレパシーか。
今までの二人の関係は、見事なまでのボケとツッコミであった。
しかし、ツッコミのドクオがボケに転向してしまったのだ。
これは一大事である。
川 ゚ -゚)「独身男性→毒男→ドクオ→ドク子→毒子→独身子供」
川 ゚ -゚)「なんという奇抜な考え方なんだ」
ξ'A`)ξ「私ね、将来お父さんのお嫁さんになるの!」
23 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:13:00.13 ID:r5bn2zV80
作者は考えた。
一体誰をツッコミにすればよいのだろうか。
これを考えるために三日三晩寝ることが出来なかった嘘です。
川 ゚ -゚)「学校に着いたぞー」
ξ'A`)ξ「ついたじょー」
( ^ω^)「ついたおー」
ブーンをツッコミに持って来るべきだろうか?
否、それは不可能に近い。
彼をツッコミに持ってきてみろ、こんな事態が予測される。
↓
24 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:14:15.45 ID:r5bn2zV80
ξ'A`)ξ「キャシー!キャサリン!キャメロン!」
川 ゚ -゚)「マイケル!マイケル!マイケル!」
川 ゚ -゚)ξ'A`)ξ「「みんな合わせてボブ!!」」
(;^ω^)「ちょwwwwキャサリンキャシーキャメロンって誰だおwww」
(;^ω^)「なんでクーはマイケルばっかりなんだおwwww」
(;^ω^)「つーか合わせてないお!むちゃくちゃだお!」
25 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:15:32.18 ID:r5bn2zV80
どうだろうか。
諸君はこれを見てどう感じただろうか。
……そういうことだ。
ここで、ブーンツッコミ案は消去された。
ξ'A`)ξ「一時間目は国語らしいよぉ」
川 ゚ -゚)「前の時間、無理矢理体育に変更したからな……怒られるだろう」
生徒「また体育!また体育!」
生徒をツッコミに持ってくるのはどうだろうか。
確かな顔を持たない彼らなら、確かに使いやすいかもしれない。
だが、こんなシーンを想像して欲しい。
↓
26 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:17:06.31 ID:r5bn2zV80
今日は二人で始めてのデート。
約束の場所で合流した二人は、目的地へと歩き始めた。
ξ*'A`)ξ「今日は一杯遊ぼうね、クーたん!」
川 ゚ -゚)「黙れ肉便器」
生徒「ちょwww肉便器っておまwwwwww」
ξ'A`)ξ「そういえば、今日はどこに行くのー?」
川 ゚ -゚)「ムツゴロウ王国 〜夜のペット祭〜」
生徒「サブタイトルテラヤバスwwwwwwww」
27 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:18:47.96 ID:r5bn2zV80
正直に言おう。
雑草はやすなツッコミの分際で。
ここで、生徒ツッコミ案は消去された。
(*゚ー゚)「はーい、エブリワン席にシットしてー」
教室に現れたのは、英語担当のしぃ先生。
(*゚ー゚)「ジャパニーズ担当のティーチャーは少しレイトしてきます。エビバデ少しの間静かに自習してください。」
ξ'A`)ξ「自習だってよ、クーたん」
川 ゚ -゚)ノ□「保健体育ー」
(*゚ー゚)「こらこら、あまりビッグボイス!を出さない」
そうだ、このしぃ先生ならいけるかもしれない。
実はいいキャラを出しているにもかかわらず、真面目な彼女。
これこそツッコミに向いているのではないだろうか。
28 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:19:54.03 ID:r5bn2zV80
川 ゚ -゚)「本日の自習は私が占領することになりました」
生徒「わーわー」
川 ゚ -゚)「略して……授業ジャック!!
さらに略して……ジュジャ!
さらに少し改変して……ジョジョ!」
(*゚ー゚)「ミセスクー、あんまりふざけないで下さいね。
エビバデも静かにマイワールドに入ってください」
川 ゚ -゚)「あ、あんな所にロウソクがたくさん!」
(*゚ー゚)「え?」
ふらふらとクーが指差す方向へと歩いていくしぃ先生。
まるで誰かの子育て……ゲフンゲフン
29 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:22:51.02 ID:r5bn2zV80
パッと見はいいかもしれない。
だが、主人公に簡単に操られるツッコミはネタが切れやすいのだ。
彼女の場合、ロウソクさえ使えばどんな時でもどこかに行かせる事が出来る。
さらに、生徒と同じように、ドクオとクーの二人のときは使用できないのだ。
さて、そろそろ飽きてきた読者も現れる頃だろう。
それにしてもこの第五話、笑えるところが皆無に等しい。
どうやら熱弁しすぎたようだ。
では、視点を戻そう。
30 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:24:35.49 ID:r5bn2zV80
一時間目が自習になったクーとドク子達。
クラスが大盛り上がりを見せる中、クーは窓から外を眺めていた。
外では違うクラスの体育が、大いに盛り上がっていた。
川 ゚ -゚)「……」
ξ'A`)ξ「どうしたの、クーたん」
川 ゚ -゚)「お、あの子の物は結構揺れてるな……C……いやDか」
ξ'A`)ξ「私はAAAだよ」
川 ゚ -゚)「……!! なんだアイツは!!絶対にGはあるぞ!!」
ξ'A`)ξ「え、どの子どの子?」
川 ゚ -゚)m9「アイツだ!」
ξ゚听)ξ
) )
31 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:25:58.67 ID:r5bn2zV80
〜外・体育の授業でバスケ中〜
ξ゚听)ξ 「ちょっと!何勝手に私のボールをカットしてるのよ!もうちょっと優しくしてよね!
べ、別に優しくして欲しいんじゃなくて、勝ちたいだけなんだからね!」
ξ゚听)ξ 「ちょっと!何勝手にパス回してるのよ!アンタが打ちなさいよ!
べ、別にアンタのシュートが見たい訳じゃないんだからね!」
ξ゚听)ξ 「ちょっと!何審判笛吹いてるのよ!アンタへたくそだから、私が審判やるわ!
べ、別にその笛を吹きたいとかじゃないんだからね!」
ξ゚听)ξ 「ちょっと!何下向いてドリブルついてんのよ!顔上げなさいよ!
べ、別にアンタの顔が見たい訳じゃないんだからね!」
33 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:28:16.93 ID:r5bn2zV80
〜教室〜
川 ゚ -゚)「素晴らしいツンデレだ……ハァハァ」
ξ'A`)ξ「ツンデレって言うより『ウザ女』の方が近いよぉ」
川 ゚ -゚)「あ、こけた」
ξ'A`)ξ「保健室に運ばれちゃった」
川 ゚ -゚)「行くぞ」
ξ'A`)ξ「え、え!授業はどうするのクーたーん!」
34 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:29:41.33 ID:r5bn2zV80
〜保健室〜
ξ゚听)ξ 「ちょっと!何で誰もそばにいてくれないのよ!
べ、別に誰かのぬくもりを感じたいわけじゃないんだからね!」
一人でベッドに横になっている彼女。
胸は確かにGぐらいはありそうだ。
それにしても、保健室で独り言とは限りなくさびしい。
川 ゚ -゚)「やあ失礼」
ξ゚听)ξ 「だ、誰よアンタ!べ、別に名前が聞きたいわけじゃないんだからね!」
川 ゚ -゚)「私はクー様、こいつは肉便器だ」
ξ'A`)ξ「よろしくりんこ☆」
ξ゚听)ξ 「私はツンよ!べ、別に名前教えたいわけじゃないんだから!」
川 ゚ -゚)「By the way お前のおっぱいをパフパフしにきた」
ξ゚听)ξ 「え、え!べ、別にええ!?なんだからね!
ってええ!?」
35 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:30:53.74 ID:r5bn2zV80
川 ゚ -゚)「パフパフだ、とうっ!」
クーはベッドにダイビングし、そのまま少女の胸へと一直線。
着ていた体操服を一気に脱がした。
ξ///)ξ「ちょ、ちょっと離しなさいよ!
べ、別にアンタなんかに触られたくないんだからね!」
この少女が言うと、どれが本音なのか分からなくなる。
川 ゚ -゚)「ふひ、ふひひひひ」
真顔で服を脱がせたクー。
しかし、次の瞬間。
36 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:32:08.50 ID:r5bn2zV80
∩
_( ⌒) ∩__
/ /,. ノ ̄\ / .)E)
/i" |/ /|_|i_トi_| / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ii.l / /┃ ┃{ / < べ、別にGカップのパットしてた訳じゃないんだからね!
|i|i/ / ''' ヮ ''ノ/ \_________________
i|/ /j`ニT" /
|( ヽ
ゞヽ ' '|
. | |
↑ツン
38 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:33:16.12 ID:r5bn2zV80
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
,, -‐- ,,
./ ヽ 『Gカップのツンデレ少女を見つけたと思ったら
/ u' ', いわゆるひとつのパットだった』
_ /¨`ヽ {0} .|
/´ i__,,.ノ u' | な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' `ー- ', おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / ) ノ u' '、
|/_/ ヽ
// 二二二7 u' __ ヽ
/'´r -―一ァ"i '"´ .-‐ \ BカップとかCカップとか
/ // 广¨´ /' /´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ :::/ / ヽ }
_/`丶 / ::i {:::... イ もっと恐ろしいAカップの片鱗を味わったぜ・・
39 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:34:27.50 ID:r5bn2zV80
ξ///)ξ「へ、変態ー!!」
川 ゚ -゚)「ちっ、賓乳め」
クーは脱がせた服をポイと投げ捨て、保健室を出て行く。
もう『クール』のかけらもない行動であった。
ξ///)ξ「だ、誰かぁ……」
布団で体を隠す彼女。投げられた服を取りに行くことが出来ないようだ。
裏めしそうに服を眺めていると、その服がひょいと空中に浮いた。
ξ'A`)ξ「はい、洋服」
ξ///)ξ「あ、ありがとう……」
ξ///)ξ「べ、別に嬉しくなんかないんだからね!」
ドク子が洋服を拾い上げ、ツンに渡したのだ。
ドク子は黙って後ろを向き、ツンが着替えるのを待った。
41 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:37:26.62 ID:r5bn2zV80
ξ゚听)ξ 「着替え終わったわよ」
ξ'A`)ξ「あ、うん……。ごめんね、クーたんがあんな事しちゃって……」
ξ#゚听)ξ 「全くよ!何あれ!本気で訴えるわよ!!」
ξ゚听)ξ 「……でも……」
ξ'A`)ξ「?」
ξ゚听)ξ 「でも、あなたは私を助けてくれた」
ξ///)ξ「べ、別に嬉しくなんか……嬉しくなんか……」
ξ///)ξ「嬉しかった……」
42 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:38:40.93 ID:r5bn2zV80
ξ'A`)ξ「ううん、いいのいいの気にしないでちょうだい」
ξ///)ξ「私……本当に嬉しかったんだから!」
ξ'A`)ξ「ツンちゃん……」
はい、トークはそこまでにしてください。
もうそろそろお時間です、お開きにしましょう。
ξ'A`)ξ「はいはい、ルビスさん」
地の文に話しかけないでください。私は天の声ですよ?
ξ;゚听)ξ 「て、天の声……?」
新参は知らなくてもいいことです。
44 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:40:14.40 ID:r5bn2zV80
あ、それとドク子さん。
上層部で話した結果、あなたは今回限りでドクオに戻ることが決定しました。
ξ'A`)ξ「あららぁ……」
ξ゚听)ξ 「ど、どういう事よ!ドク子ちゃんがいなくなるってこと!?」
はい、ドクオに戻ってもらいます。
やはり、ツッコミがいない作品は中々難しいものがありまして。
ξ'A`)ξ「ごめんね、ツンちゃん」
ξ>< )ξ 「やだやだやだやだ!」
わがまま言うんじゃねーよ。
ξ゚听)ξ 「どうしてもドク子ちゃんを消すって言うなら……」
ξ#゚听)ξ 「私をツッコミにしなさい!!」
45 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:41:26.55 ID:r5bn2zV80
あなたがドクオの代わりにツッコミをやるとでも?
冗談は良子ちゃん。
ξ゚听)ξ 「いいえ!やってみせるわ!!ドク子ちゃんのためだもん!!
べ、別にドク子ちゃんが好きなんじゃないんだからね!!」
これは無理矢理なツンデレですね。
……まあいいでしょう。
あなたをツッコミに認定します。
ξ*'A`)ξ「ツンちゃん……」
ξ///)ξ「べ、別にアンタのためにやったんじゃないんだから!」
それではツッコミ役頑張ってください。
私は上層部に連絡してきますので。
( ^ω^)「あれ、ドクオ何女装してるんだお?
もしかして変な趣味に走ったのかお?」
( ^ω^)「ほれほれ、スカートめくりしちゃうおー」
46 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:42:31.90 ID:r5bn2zV80
_ _ .' , .. ∧_∧
_ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' (;^ω^) 首がぁ!
, -'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i
/ ノ | / ノ |
/ , イ ) , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ / , ノ
| / \ `、 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
ξ#゚听)ξ 「ドク子ちゃんに気安く障らないでよ豚!」
47 名前: 運転士(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/12(木) 21:43:22.05 ID:r5bn2zV80
無理矢理現れて無理矢理殴られたブーン。
そろそろ作者のネタが切れてきたのは言うまでも無い。
そう──いうまでもないのだ──。
第5話「BOKE×4+TUKKOMI×0=クーネジ」
【関連】
一気読み
第一話
-
第二話
-
第三話
-
第四話
-
番外編
-
第五話
-
第六話