5 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 22:47:56.71 ID:CjDF7aEj0
1時限目の授業が終了する頃、ようやくドク子は教室に帰ってきた。
クーは、まるでふてくされたかのように机に座り込んでいる。
ξ'A`)ξ「ただいま☆」
川 ゚ -゚)「……」
ξ'A`)ξ「あれぇ、どしたのクーたん」
その呼びかけにも、クーの返事は無い。
どうやら自分の世界に入り込んでいる。
ξ'A`)ξ「クーーたーーんーー」
川 ゚ -゚)「……ブツクサブツクサ」
ξ'A`)ξ「え?何か言ってるの?」
6 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 22:49:52.60 ID:CjDF7aEj0
死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪
死呪殺死呪殺死 ∧ ∧死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
死呪殺死呪殺 |1/ |1/死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
死呪殺死呪殺 / ̄ ̄ ̄`ヽ、死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪
死呪殺死呪 / ヽ死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
呪殺殺死呪 / ⌒ ⌒ |死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
呪殺死呪殺 | (●) (●) | 死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
死呪殺死呪/ |死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
死呪殺死 / |死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
死呪殺死( _ |死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死死呪殺
死呪殺死(ヽ、 / )|死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
死呪殺死| ``ー――‐''"| ヽ|死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
死呪殺死 ゝ ノ ヽ ノ死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺死呪殺
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
7 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 22:52:02.90 ID:CjDF7aEj0
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| へ へ | あ、ああドク子か。どうした?
/ |
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
8 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 22:53:45.81 ID:CjDF7aEj0
ξ'A`)ξ「どうしたの?自分の世界に入り込んじゃって」
川 ゚ -゚)「ん、考え事だ」
ξ'A`)ξ「物凄い邪悪な念の入った考え事だね」
川 ゚ -゚)「そうだな……」
あきらかにクーの様子はおかしかった。
ネジが抜けている彼女でも、悩み事があるのだろうか。
ξ'A`)ξ「悩みがあるなら、相談に乗るよ?」
川 ゚ -゚)「むぅ……」
ξ'A`)ξ「何でもいいから!友達でしょ!?」
9 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 22:55:28.58 ID:CjDF7aEj0
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| (●) (●) | お前を抹殺する方法考えてるんだよ……
/ |
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
11 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 22:57:25.50 ID:CjDF7aEj0
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ ⌒ ⌒ |
| へ へ | あ、何でもないぞ
/ |
/ |
( _ |
(ヽ、 / )|
| ``ー――‐''"| ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
12 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 22:59:29.02 ID:CjDF7aEj0
川 ゚ -゚)「ちょっとした考え事だ。気にしないでくれ」
ξ'A`)ξ「そう?困ったときはいつでも相談してね♪」
川 ゚ -゚)「早く消えてしまえ」
ξ'A`)ξ「え?」
川 ゚ -゚)「私の悩みが早くなくなれ、と言ったんだ」
ξ*'A`)ξ「そうだね!早く悩み解消するといいよね☆」
13 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:01:39.73 ID:CjDF7aEj0
|┃≡
|┃≡
ガラッ.|┃≡
.______|ξ#゚听)ξ <ふざけんじゃないわよ!
| と l,)
______.|┃ノーJ_
ξ゚听)ξ 「何が『早く消えてしまえ』よ!」
ξ///)ξ「べ、別にずっと壁に耳を当てて聞いてた訳じゃないんだからね!」
14 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:03:24.09 ID:CjDF7aEj0
隣のクラスから現れたツン。
どうやらツッコミとしての役割を精一杯果たそうとしているようだ。
ξ゚听)ξ 「大体モロ『消えろ』って言ってるんじゃないの!
べ、別にドク子ちゃんが消えても私には関係ないんだからね!」
川 ゚ -゚)「パットは黙れ」
ξ///)ξ「あ、あれはたまたま……」
川 ゚ -゚)「そんなに巨乳に見せたいか……外道が」
ξ゚听)ξ 「そ、そんな事まで言わなくてもいいじゃない!」
川 ゚ -゚)「賓乳!パット!見栄っ張り!でも賓乳!やっぱり賓乳!A!」
ξ;凵G)ξ 「ふええぇぇ……!」
17 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:05:38.34 ID:CjDF7aEj0
ξ'A`)ξ「ちょっと……ツンちゃん大丈夫?」
ξ;凵G)ξ 「ふええぇぇ……」
ξ'A`)ξ「うん、うん。クーたんも謝って」
川 ゚ -゚)「…………ふん」
クーは何も返事をせず、そのまま席へと座りなおす。
泣き止まないツンを、ドク子は黙ってなでなでしていた。
ξ;凵G)ξ 「えぐっ……」
ξ'A`)ξ「よしよし」
川 ゚ -゚)「泣き演技上手いな……演劇部か?」
ξ'A`)ξ「クーちゃん!」
18 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:07:42.10 ID:CjDF7aEj0
川 ゚ -゚)「文句があるなら本人が言えばいい」
ξ;凵G)ξ 「バカッ!死んじゃえ!感情無人間!」
川 ゚ -゚)「随分幼稚な暴言なことで」
ξ;凵G)ξ「アンタに言われたくないわよ!」
川 ゚ -゚)「乳房=乳輪は黙れ」
ξ'A`)ξ「クーたん言い過ぎだって!」
ドクオが二人の間に入り込み、互いの顔を凝視する。
両側の二人は黙り込み、そこに沈黙が生まれた。
ξ'A`)ξ「ツンちゃんもクーたんも、少し頭冷やそ」
19 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:09:24.00 ID:CjDF7aEj0
| ノ⌒) / こんな風に!!
| ( / /
| || / _ ―――-
__ノ | | / -  ̄
| | || _ノ")
ヽ二二 ヽ -―- 、/ / ( /
_____/ /" ̄/ /ヽヽ_ / /
/ / _ / /___/ / -― 、
| |/ / ___/ ヽ
.\ヽ∠_____/゚ 。 _ \
.\\::::::::::::::::: \\. `ヽ \
.\\::::::::::::::::: \\ \ \
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\\_:::::::::::_) ) \
ヽ-二二-―'
20 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:10:21.98 ID:CjDF7aEj0
川 ゚ -゚)「……」
ξ゚听)ξ 「……」
ξ;'A`)ξ「ふぅ……すっきりした」
どうやらドク子を見ていると、二人も少しは落ち着いたようだ。
ξ'A`)ξ「それじゃ、二人とも謝って」
川 ゚ -゚)「それは無理だ」
ξ'A`)ξ「もうっ!」
川 ゚ -゚)「大体、私はお前に腹が立っているのだ!!」
21 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:11:26.09 ID:CjDF7aEj0
ξ'A`)ξ「え……」
川 ゚ -゚)「何だ?そんなにこいつが好きなら、付き合えばいいじゃないか」
ξ'A`)ξ「な──」
川 ゚ -゚)「お前はドクオじゃない」
ξ'A`)ξ「ちょっと……待ってよクーちゃん!」
川 ゚ -゚)「それじゃ、言ってみろ!!」
川 ゚ -゚)「お前の愛する人間は誰なんだ!!」
23 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:12:52.51 ID:CjDF7aEj0
ξ'A`)ξ「私が……愛する……」
ξ'A`)ξ「私……いや、俺が愛しているのは……」
ξ'A`)ξ「俺が、愛しているのは……!!」
(´・ω・`) 「このショボン様さ!」
24 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:14:30.48 ID:CjDF7aEj0
川 ゚ -゚)y-「消え去れ」
(((´・ω・`)))「う、うわぁ!やめろぉ!!」
ξ゚听)ξ 「饅頭になっちゃった……」
川 ゚ -゚)「それで、誰なんだ?」
ξ'A`)ξ「あ、うん。私が一番愛しているのは……」
28 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:16:08.79 ID:CjDF7aEj0
,_,..,ィヽ,、 |
/;;::r‐〜-ミ、 | もちろん
4~/へi::::::;/,ヘミ7 | It's me
'-l|<>|:::::|< フ1|i' ノ (私だ)
l! '" |::::l、~`リ へ
/`ー、 ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、 \
,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y; ヽ、_` ー―――――
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : :| ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! : : i! / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `. /:: | '" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! |:: | i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX|
XXXX:/ `ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; ノ ヾ:;;:::::::ゝ'" ヾXXXXX |
XXX/ `ヽ 、 _ゝく _,,. -`''" i!XXXXX:|
XXX7 `'''''''''''" `'''''''''''´ |XXXXX !
XXX| |XXXXX|
31 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:17:37.00 ID:CjDF7aEj0
ξ*'A`)ξ「ふひwwwwふひひひひwwwwww」
川 ゚ -゚)「……」
ξ゚听)ξ 「……」
川 ゚ -゚)「さぁ、次の授業だ」
ξ゚听)ξ 「私も教室に戻ろっと」
( ^ω^)「こんなところに饅頭があるおー」
( ^ω^)「いただきまんぼー!」
○「や、やめえええええええ!!!!」
( ^ω^)「ごっくん、うめぇwwwwww」
川 ゚ -゚)「あ、そういえばさっきの男を饅頭にしたままだったな」
川 ゚ -゚)「んぬぬぬ……戻れ!」
35 名前: 文学部(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/13(金) 23:20:45.50 ID:CjDF7aEj0
この後、教室にて恐ろしいことが起こってしまった。
だが、表現しがたい内容のため、ここは自主規制させていただく。
ブーンが内臓破裂腹部強破で保健室に運ばれ、その後復活したのは言うまでも無い。
そう──いうまでもないのだ。
第6話「保母さんの涙、ミミたんの怒り」完
では、恒例の「ニュースキャスタークー」を始めたいと思います。
38 名前: 文学部(鹿児島県)[チョキ] 投稿日:2007/04/13(金) 23:25:39.86 ID:CjDF7aEj0
〜ニュースキャスタークー〜
川 ゚ -゚)「こんにちんこ、キャスターのクーです」
('、`*川「ゲストのペニ挿すです」
川 ゚ -゚)「おっと、画面のテロップにミスがあったようです。この場で訂正とお詫びを申し上げます」
川 ゚ -゚)「さて、ペニサス……いや、伊藤マユ('、`*川「実名報道らめええ!!」
川 ゚ -゚)「失礼、ペニサスさん。それにしてもなぜそこまで実名報道を嫌うのです?」
('、`*川「ご主人s……いや、旦那がそういうのが嫌いな人なんですよ」
川 ゚ -゚)「旦那さんは今、どこに?」
('、`*川「天国、いや、地獄でしょうね」
川 ゚ -゚)「それは素晴らしい、では、ありがとうございました」
('、`*川「え?もう終わり?」
〜来週もまたみてねー!ジャン、ケン、ポン!うふふふふー〜
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第四話
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番外編
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