5 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:21:56.16 ID:PFt8/5z/0
某月某日某曜日某時──。
暗闇の道路の中、片手に懐中電灯を持つ影があった。
「…………」
片手に懐中電灯を持つ影は、屈み込みながら少しずつ前進している。
まるで、何かを探しているかのように。
「……あった」
『ソレ』を見つけた影は、それを高々と上に掲げた。
電灯に照らされたそれは、光の反射により輝きを増す。
それと同時に、影から不気味な笑い声が響いた──。
8 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:23:03.26 ID:PFt8/5z/0
朝、VIP公園。
本日ハ晴天ナリ。
誰もいない公園に、いつものごとくあの少年(少女)があらわれた。
9 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:24:04.55 ID:PFt8/5z/0
ヽ/⌒ヘ~
., 't,_,ノ丶 , - ─- △ 、
/ ! '` 巛(リノ))ヽ\ヽ▽ ヽ ごめんねぇぇ〜〜〜
,/ ● L_/ 'i, i く〜〜たんまったぁぁ〜?
/ ″ l ,/ ● i川
ノ从 し ii ″ 丿从 〜 △v
|`:、\ ii __,/__ノi 厦
'i、 ̄~)) ij((____,ノ
^- i' ' ヽ| `i ∧∧∧
i_____ 'l_|、 ( )
ノ ,ゝ ~ T ~
~^''!, ̄ T T ̄ ,!_ <ヽ | //
\ l, ~''‐--::,,⊃ ) ) \| ノ
11 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:25:17.27 ID:PFt8/5z/0
ξ*'A`)ξ「あれぇ〜く〜たんまだいないのぉ〜?」
自分しかいない公園で、少女は呟いた。
まだ約束の時間まで12秒ある。
きっと彼女は約束の時間に来てくれるだろう。
ξ*'A`)ξ「きょうは、はなしたいことたぁぁくさんあるのにぃぃ」
ヨダレをぼろぼろと垂らしながら独り言を続けるドク子。
瞳孔は完全に開いていて、まるで発狂しているかのようだ。
ξ*'A`)ξ「パラパラ草っていうお花育てたんだぁぁよぉぉぉ〜〜」
13 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:26:30.63 ID:PFt8/5z/0
ξ'A`)ξ「……遅いなぁ」
完全にパラパラ草の毒が抜けたドク子。
腕につけた時計を確認してみるも、未だにクーの姿はない。
ξ'A`)ξ「私がラリってる間に、もう行っちゃったかな」
恐らくそれが一番確率が高いだろう。
既にクーが学校にいる可能性に掛けて、ドク子は公園を後にした。
14 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:27:31.18 ID:PFt8/5z/0
ξ'A`)ξ「みんな、オッハー☆」
レイモンド「オッハー☆イツモゲンキナレイモンドダヨ!」
クラスメイトにあいさつを交わすドク子。
今までは根暗として生活を送ってきた彼だが、クーと付き合い始めて少しは変わったようだ。
出来る限りみんなと話し、みんなと接する。
もう、彼(彼女)は、孤独ではなかった。
ξ'A`)ξ「あれ、まだクーたん来てないの?」
山ちゃん「来てないよ〜。オハガールのみんな、クーちゃん見た?」
オハガール「見てないですぅー」
ξ'A`)ξ「あらら……」
15 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:28:31.43 ID:PFt8/5z/0
次々と、教室に生徒が入ってくる。
だが、一向にクーの姿は現れなかった。
ξ'A`)ξ「おかしいなぁ。私達の冒険はまだ始まったばかりなのに」
( ^ω^)「おいすー!」
教室にまた一人生徒が現れた。
いや、その直後にもう一人の人物も入ってきたのだ。
川 ゚ -゚)「……」
ξ'A`)ξ「あ、クーたん!」
16 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:29:41.57 ID:PFt8/5z/0
クーの元に掛けよるドク子。
たくさん話したいことがあるのだろう。息継ぎも無しに言葉を発し始めた。
ξ'A`)ξ「あのねパラパラ草っていってねラリラリきちゃう草でねそれ吸うとうへぇってなってねもの凄く
変な気分になっちゃってねこの世界どうでもいいやってなってねいつのまにか夜になっててね
朝になっててもうイミフwwwうはwwwおkwwww」
川 ゚ -゚)「……誰だ、お前」
ξ'A`)ξ「え──」
ドク子の横を通り過ぎ、自らの席に着席するクー。
『今まで』の壊れた雰囲気は無い。
素直で、そしてクールな彼女が、そこに存在した。
17 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:30:42.01 ID:PFt8/5z/0
ξ'A`)ξ「な、何言ってるのぉー。クーたん♪」
川 ゚ -゚)「気持ち悪い。私に触れるな、近づくな」
ξ;'A`)ξ「ク、クーたん……?」
どうしてしまったのか、ドク子の頭が精一杯回転するも、中々答えにはたどり着かない。
微妙に距離の開いた二人に、一人の男が近づいてきた。
( ^ω^)「おいすー、ドク子」
ξ'A`)ξ「あ、ブーン。なんかクーたんがおかしいんだけど……」
川 ゚ -゚)「内藤、知り合いか?妙に慣れ慣れしいのだが」
( ^ω^)「僕とクーのクラスメイトだお」
川 ゚ -゚)「そうか」
19 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:31:44.47 ID:PFt8/5z/0
何だ、この雰囲気は。あまりにも不気味過ぎて雰囲気が変換できてしまうではないか。
( ^ω^)「そんな事よりもクー。宿題見せてくれお」
川 ゚ -゚)「ああ、もちろんだ」
鞄の中から何冊かのノートを取り出し、それをブーンに渡す彼女。
彼女が他人に宿題を見せる──。
それは、前例がないものだった。
ξ'A`)ξ「……」
何かが、おかしい。
20 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:33:08.99 ID:PFt8/5z/0
川 ゚ -゚)「あ……」
クーの手から一冊のノートが零れ落ちた。
偶然にも、あるページが開かれた状態で、それは地面へと到達する。
ξ'A`)ξ「……!!」
ノートに書き綴られた文字、それを見たドク子はすぐにそのノートを拾った。
そして、それを大事そうに抱きかかえて、走り出した。
…………
………
…
ξ'A`)ξ「はぁ……はぁ……」
女子トイレの一室の中、ドク子はそのノートを必死に見ていた。
その中身を見た時、ドク子はすぐに悟ったのだ。
これは、『設定ノート』だ。
22 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:34:07.70 ID:PFt8/5z/0
ξ'A`)ξ「クーたんに、何があったんだろ……!」
昨日の夜、自分とクーが別れてからのクーの行動を書いてあるページを開く。
そこに書いてあった文を見て、ドク子は全てを理解することになる。
24 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:35:07.77 ID:PFt8/5z/0
某月某日某曜日某時──。
暗闇の道路の中、片手に懐中電灯を持つ影があった。
( ^ω^)「…………」
片手に懐中電灯を持つ影は、屈み込みながら少しずつ前進している。
まるで、何かを探しているかのように。
( ^ω^)「……あった」
『ソレ』を見つけた影は、それを高々と上に掲げた。
電灯に照らされたそれは、光の反射により輝きを増す。
それと同時に、影から不気味な笑い声が響いた──。
26 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:36:07.76 ID:PFt8/5z/0
( ^ω^)「クーのネジ、ようやく見つけたお」
彼の手に握られていたものはネジだった。
金色に輝く、神秘的なネジ。
( ^ω^)「……これで、やっと全てが成功するお」
その言葉と同時に、彼はそのネジを自らの頭に突き刺した。
だが──そこから血が流れることはなく、ネジは彼の頭の中に入っていった。
( ゚ω゚)「フォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」
彼に、覚醒が起きた。
27 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:37:09.44 ID:PFt8/5z/0
川 ゚ -゚)「……何をしているんだ、内藤」
( ^ω^)「クー……ちょうどいい所にきたお」
川 ゚ -゚)「今お前が頭に取り込んだのは、私のネジか?」
( ^ω^)「流石、ネジがとれててもクーはクーだお。中々鋭いお」
川 ゚ -゚)「返せ」
( ^ω^)「くくく……お前の頭のネジを取り込んだことで、僕は天才になったんだお!」
( ^ω^)「分かる!分かる!クーの頭の構造が分かるお!」
川 ゚ -゚)「黙れピザ。お前に食わせるタンメンはねぃ!」
( ^ω^)――○「「そう粋がっているのも今のうちだお!くらえ、琥鉄!」
川 ゚ -゚)「刀!波動!」
ドゴオオオオンン!!!
29 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:38:10.01 ID:PFt8/5z/0
ウェポンを使用した二人の激戦は壮絶な物だった。
力と力、技と技がぶつかり合う。
しかし、クーのネジを手に入れているブーンの頭脳は素晴らしかった。
クーとブーンの頭脳差は歴然。目暮警部とバーロー並みの違いだ。
結果、ブーンがクーを倒し、クーは拘束されてしまう。
( ^ω^)「今からクー大改造計画を始めます。
まずは一番の邪魔者である『ドクオ』の存在を頭から抜き去るため、
ネジをいくつか抜きたいと思います」
ピノコ「説明口調乙なのよさ」
( ^ω^)「ドクオに関する記憶が入ったネジを抜きました。
次に、この部分に『ブーンが大好きでたまらなくなる』ネジを入れたいと思います」
ピノコ「小学生でも思いつきそうな考えなのよさ」
( ^ω^)「入れました。手術終了です」
ピノコ「アッチョンブリケ!」
31 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:39:10.94 ID:PFt8/5z/0
ξ;'A`)ξ「……」
ドク子は絶望に満ちていた。
クーの頭から、自分の記憶が全て抜けている。
更に、ブーンに操られているも同然の状態なのだ。
ξ'A`)ξ「クーたんを……助ける……」
その決心はとてつもなく強いものであった。
しかし、それは不可能なのである。
大きな大きな障害があるのだ、ドク子がクーを助ける上での障害が。
それは───
32 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:40:11.23 ID:PFt8/5z/0
ヽ/⌒ヘ~
., 't,_,ノ丶 , - ─- △ 、
/ ! '` 巛(リノ))ヽ\ヽ▽ ヽ わたしはボケキャラなんですものぉ〜
,/ ● L_/ 'i, i 尻assなんてむりむりむりむりかたつむりですぅ〜
/ ″ l ,/ ● i川
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^- i' ' ヽ| `i ∧∧∧
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~^''!, ̄ T T ̄ ,!_ <ヽ | //
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34 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:41:24.73 ID:PFt8/5z/0
そう、ドク子は最強のボケキャラなのだ。
彼女がシリアスな雰囲気を出すことは不可能。
金日成と金正日が結婚すること並みに不可能なのだ。
ξ'A`)ξ「だったら……方法はひとつ!」
ポケットに常備している消しゴムを取り出す。
設定ノートの中の自分の顔を消し、その上に新たな文字を連ねていった。
その行動があらわすことは、つまり──。
ξ'A`)ξ「……」
ドク子が消え去り───
('A`) 「……」
変わりに、本作品唯一の真面目キャラが、現れるということなのだ。
35 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:42:22.07 ID:PFt8/5z/0
('A`) 「……」
何日か前までは、クーと別れたいと思っていた。
あんなにふざけたキャラクターには着いていけないと思っていた。
だけど
彼女がいたから、俺は心を開くことができた。
彼女がいたから、俺は変わることが出来た。
彼女は、俺を救ってくれた。
ならば、今度は俺が彼女を救う番ではないのか。
暗闇におぼれそうになっている彼女を、救うのは俺じゃないのか。
答えは、簡単だ。
('A`) 「絶対に……クーを元通りにしてやる!!」
36 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:43:22.43 ID:PFt8/5z/0
(#'A`) 「ブーン!!」
教室のドアを思い切り開けて、俺は叫んだ。
ブーンとクーが何やら話しているところに駆け寄り、ブーンの胸倉を掴む。
(#'A`) 「早くクーを元に戻しやがれ!」
( ^ω^)「何を言っているんだお、ドクオ。クーはいつもどおりだお」
(#'A`)「調子にのんじゃねぇ!」
とっさに俺の右腕を振り上げた。
このまま、ブーンに振り下ろすつもりで───。
───だがそれは、別の人物の腕によって、阻害された。
川 ゚ -゚)「おい貴様、内藤に何の用だ」
('A`) 「クー!離せ!正気に戻れ!」
川 ゚ -゚)「貴様は数百年前の南蛮人か。あまり訳の分からないことを言うな」
('A`) 「クー!」
川 ゚ -゚)「行こう、内藤」
( ^ω^)「だお」
37 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:44:24.45 ID:PFt8/5z/0
教室から一緒に出て行く二人。
残された俺は、周囲の冷たい視線に晒されていた。
「何あれ……」「ついにドクオが狂ったよ」
「やばいやばいw」「クーさんに慣れ慣れしすぎじゃね?ww」
('A`) 「……」
こういった視線は、今まで何度も受けてきた。
この視線は、俺が一番苦手な物だ。
ここでおとなしく席に座れば、何とか元通りの学校生活を送れるだろう。
クー達を追いかければ、また俺は、気持ち悪いキャラに逆戻りだ。
('A`) 「……んな」
それが、どうしたというんだ。
周囲の視線なんて、俺にはちっぽけなものだろう。
('A`) 「…ざけんな……」
俺の中での一番は、ダントツなんだ。
クラスの奴が何人束にたろうが、そいつにはかなわねぇよ。
(#'A`) 「ざけんなブーーーーン!!!!」
俺は教室を飛び出した。
39 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:45:24.21 ID:PFt8/5z/0
( ^ω^)「……また来たのかお」
目の前にいる男を殴り飛ばしたい。
俺はその衝動を抑えて、男をにらみつけた。
('A`) 「ブーン、勝負だ。俺と勝負しろ」
( ^ω^)「きゃー暴力反対よー」
('A`) 「違う、頭脳だ。知能戦だ」
( ^ω^)「……僕の今の頭脳を知っていて、挑んでいるのかお?」
('A`) 「お前の頭脳なんて知れてるよ。怖いのはクーの頭脳だけだ」
( ^ω^)「そのクーの頭脳が、僕の頭の中にあったとしたら?」
('A`) 「お前の頭の中にクーがいたとしても、お前なら怖くねーよ」
( ^ω^)「………勝負の内容を、詳しく説明してもらえるかお」
40 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:46:24.97 ID:PFt8/5z/0
〜ルール〜
手持ちの機械でボタンをおす。
全員がボタンをおした時点で1ターンとする。
ボタンの種類は2種類。
白(協調)と黒(非協調)である。
・一般的な場合
おした色の合計が少ないほうは1ポイントプラス
おした色の合計が多いほうは1ポイントマイナス
・全員が同じ色をおした場合
白(協調)であれば全員が1ポイントプラス
黒(非協調)であれば全員が2ポイントマイナス
・おした色の合計が同じ場合
白(協調)が1ポイントマイナス
黒(非協調)が1ポイントプラス
ターンが終わるごとに、ターン終了のアナウンスが入る
自分のポイントは自分の機械に表示される
最初の持ちポイントは3
42 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:47:34.83 ID:PFt8/5z/0
('A`) 「人数的な問題も考えて、クーも参加な」
( ^ω^)川 ゚ -゚)「……」
('A`) 「完璧な頭脳戦だろう?一生懸命ルールを考えた」
川 ゚ -゚)「……囚人のジレンマ?」
('A`) 「いや、ブーン死刑囚が葛(;^ω^)「アッーーー!!!」
( ^ω^)「それ以上は禁句だお」
('A`) 「……俺が勝ったら、クーの頭を元通りにしやがれ」
( ^ω^)「勝てたら、の話だお」
こうして、3人の、クーを掛けた、大決戦が始まった。
43 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:48:35.38 ID:PFt8/5z/0
( ^ω^)「クー、僕が黒を押すから、クーは白を押すんだお」
ゲーム開始直後、ブーンがクーに言った。
的確で、最悪な言葉を──。
('A`) 「……!」
( ^ω^)「これで、100%、君の勝つ確率はなくなったお」
そう、ドクオがどちらのボタンを押そうが、−1なのである。
ブーンが勝とうがクーが勝とうが、クーの頭が戻ることは無い。
この時点で、ドクオの勝利はなくなったのだ。
( ^ω^)「バカな勝負を持ち込んだもんだお」
ケラケラと声を挙げて笑い出すブーン。
それとは逆に、ドクオは小さく微笑を作っていた。
('A`) 「ふん……言ったはずだ。お前の知能など知れていると」
( ^ω^)「……」
('A`) 「ちゃんと、対策はある!!!」
44 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:49:37.83 ID:PFt8/5z/0
('A`) 「ブーンの黒を──」
('A`) 「白に変える能力!!」
その瞬間、ブーンの手に持つ機械が光りだした。
……そして、『黒』と書かれていた部分に、『白』の文字が置き換えられていた。
(;^ω^)「な──!!」
('A`) 「これで俺が白を押せば……」
『1ターン目終了、ブーン−1、クー−1、ドクオ+1』
校内放送が流れる。
(;^ω^)「ちょwwwww神候補はどこだおwwwwwwww」
('A`) 「さぁ、2ターン目だ!」
48 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:50:38.10 ID:PFt8/5z/0
(;^ω^)(このままゲームを続行されたらクーか僕がどんどんポイントが減っていって
その内僕の色が黒に変えられてドクオのポイントがどんどん上がっていて
クーか僕が最初に脱落した後も黒を白に変えられてどんどんヤバイ方向に
言ってしまってつまり僕の勝ち目がほとんどなくなるというかドクオの勝つ確率が
とても高くなるというかっていうかドクオがこのままじゃ勝ってしまうじゃんまじやばい
どうしようなんていってられないじゃない早く次の作戦を考えなくちゃドクオに負けたら
僕のクーちゃん大好き大作戦が失敗に終わってしまうからやばいそれだけは避けたいし
どうにかしてドクオを負けさせるには……)
(*^ω^)(そうだドクオを慌てさせればいいんだ慌ててボタンを押し間違えたら僕にも勝つ確率がでてくる
けどどうやってドクオを慌てさせる何か方法は無いかあー昔やった鼻からスパゲティでもしようかな
今一生懸命文章打ってるんだけどどうせここらへんまでキチンと見る人なんていないんだよね
あーあめんどくせぇちゃんとここらへんまで見てくれよ結構頑張って打ってるんだよこの影の努力!)
( ^ω^)(そうだ!あの方法でドクオを慌てさせるお!)
この間、僅か0.16秒
49 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:51:38.80 ID:PFt8/5z/0
('A`) 「……?」
突然ブーンが制服を脱ぎ始めた。
俺は黙ってそれを凝視する。
( ^ω^)「……真の姿を見せてやるお……!」
バッ
音を立てて制服を投げ捨てたブーン。
その下にブーンが着ていた物とは──。
黒い靴、黒い靴下から黒いパンツ、黒パーカー、黒のズボンに頭には黒の帽子を被っている。
全身黒ずくめのそれは、不審者の匂いがプンプンしていた。
50 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:52:43.71 ID:PFt8/5z/0
(;'A`) 「な、なんだそれはあああああ!」
俺はこの不審者的な容姿のブーンを見て驚いた。
心臓がバクバクなっている。
このままではまともにボタンを押すこと何てできない。
( ^ω^)「フハハハ!これでボタンは押せないお!僕の作戦勝ちだお!」
('A`) 「ブーンの黒を白に変える能力」
(;^ω^)「くぁw背drftgyふじこlp;:@「」」
一瞬にして、ブーンは不審者から天使の姿へと変身した。
51 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:53:50.60 ID:PFt8/5z/0
ブーンの『ドックン慌ててドキンドキン大作戦☆』は失敗に終わった。
そう、この瞬間ドクオの勝利は確定したような物なのだ。
だが──このブーンと言う男。
どうやら相当往生際が悪いらしい。
(;^ω^)「ま……まだだお!!」
腰につけているモンスターボールを手に握るブーン。
そして、それを上に掲げた。
(;'A`) 「ま、まさか……!」
(#^ω^)「もう死刑囚の葛藤なんてどうでもいいお!クーしんじゃえ!!
行けぇぇ!最強のポケモン!!!!!」
54 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:54:57.16 ID:PFt8/5z/0
_, .:-:‐:‐:ァー. 、
_,...∠:_: : : :/.: : : :`ヽ.--. 、
/ : : : :_;ヒ;ス: : : : : : : : : :ヽ: : \
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/:レ:┬:': : : : : : : : :`ト:─:-:、ノ:´: : : : :ヽ
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_,|_;」_;_:.人;: -─- 、: : :ノー- 、: : |'´ ̄`く `1
/  ̄ /: : : : `Y´ `r〈: : : : r'  ̄r─‐、 ヽ: :|
f'´ |: : : : :./ ! 丿 !: : :.|‐、,r┼‐ァ'1 }=〈
|ヽ∧、__L:_: : :.| ト、 ,.イl |;_;_:.レ′ レ′ |,ノ: : |
レ'∠ノ`T':‐:./\1 _|ヒ′ , イ: : T'´〉ー:‐:‐r:'´: : :./
\.:」: : :.ヽ. ̄. ,r:'´: :ヽ、: :} |; : : : :.ト、: _,:イ
/⌒ヽ、: : ト:-: ′: : : : /:. ̄ :ヽr‐'´\|;.」′
/ `ー┼t-:-:-:-ュへ:_:_:_/ \
{ /ヽ:. ̄ ̄: : : : :_ト{ }
>-, _ イ  ̄ ̄ ̄ ̄ ト、 .ィ′
└'^←一'´ \`_ー_´_]
ヽ.」、_ヽ_>
(#^ω^)「タフガイ!!!!」
55 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:56:11.38 ID:PFt8/5z/0
(;'A`) 「くそ……!」
☆タフガイ☆
HP150 特:奥義
1サイコロ 【奥義】
2回復+40
3適当な技10
4ミス
5ミス
6ミス
☆☆☆☆☆☆
( ^ω^)「タフガイ!ドクオを殺すんだお!!」
タフガイ「ぐおおおぉ!」
(;'A`) 「く……ならば俺は……こいつで行くぜ!!」
56 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:57:36.54 ID:PFt8/5z/0
:::::::.⌒⌒::::::::
\ .,.::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ヽ ./
\ (::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) /
(::::::::::::::::::::::::人::::::::::::::::::::::::::)
(::::::::::::::/_ノ ヽ、_\:::::::::::::::::: ).../ _/\/\/\/|_
\ ノ//, {0} /¨`ヽ {0} ,ミヽ / \
\ / く l ヽ._.ノ ', ゝ \ <アフロ・ジュウシマツ!>
/ /⌒ リ `ー'′ ' ⌒\ \ /
(  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)  ̄|/\/\\/\/\/ ̄
` ̄ ̄`ヽ /´ ̄
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−−− ‐ ノ |
/ ノ −−−−
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−− | f\ ノ  ̄`丶.
| | ヽ__ノー─-- 、_ ) − _
. | | / /
| | ,' /
/ / ノ | ,' \
/ / | / \
/_ノ / ,ノ 〈 \
( 〈 ヽ.__ \ \
('A`) 「アフロ属性・人型・身長2m・体重15kg
得意技はアフロの自己再生!」
('A`) 「アフロ・ジュウシマツ様だ!!」
57 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:58:41.87 ID:PFt8/5z/0
アフロ・ジュウシマツ タフガイ(ツンの兄)
_, .:-:‐:‐:ァー. 、
_,...∠:_: : : :/.: : : :`ヽ.--. 、
..,.:::.⌒⌒:::::ヽ / : : : :_;ヒ;ス: : : : : : : : : :ヽ: : \
..(::::::::::::::::::::::::::::) ,」: : : : /: : : : :\_; : : : : : : :.ト、;_;_ゝ、
..(:::::::::::::人:::::::::ノ /:レ:┬:': : : : : : : : :`ト:─:-:、ノ:´: : : : :ヽ
/ ', {: :/: : :.|: : : : : : : : : : :.|: : : : : :ヽ、.: : : : :_;」、
.l {0} /¨`ヽ}0}, VS _,|_;」_;_:.人;: -─- 、: : :ノー- 、: : |'´ ̄`く `1
.l ヽ._.ノ ', /  ̄ /: : : : `Y´ `r〈: : : : r'  ̄r─‐、 ヽ: :|
リ `ー'′ ', f'´ |: : : : :./ ! 丿 !: : :.|‐、,r┼‐ァ'1 }=〈
|ヽ∧、__L:_: : :.| ト、 ,.イl |;_;_:.レ′ レ′ |,ノ: : |
レ'∠ノ`T':‐:./\1 _|ヒ′ , イ: : T'´〉ー:‐:‐r:'´: : :./
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58 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 00:59:44.84 ID:PFt8/5z/0
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タフガイ の 大爆発!
世界は 核の 炎に 包まれた!
59 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:00:32.15 ID:PFt8/5z/0
完
62 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:01:28.99 ID:PFt8/5z/0
チャンネルはこのまま! |
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/ ̄ ̄ ヽ, | / ピッ
/ ', c―、
,、{0} /¨`ヽ {0[゚二] 〉 )ヽ /⌒ヽ、
ノ/i ヽ._.ノ `ー' ノ// /⌒l |
( ) `ー'′  ̄ / | |
i' | ゝ γ ノ L、
| ヽ⌒ ヽ____|__)__r⌒l
ゝ.ノ/\________________|
64 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:02:28.99 ID:PFt8/5z/0
(;'A`)「ゲホッ……ゲホッ……」
タフガイの大爆発(自爆)によって、お互いのモンスターは消滅した。
残ったのは、俺と、ブーンと、そして……クーだ。
('A`) 「クー!」
俺は迷わずクーの元に駆け寄る。
倒れている彼女を起こし上げ、俺は必死に呼びかけた。
(;'A`) 「クー!大丈夫か!?」
川 -)「……」
返事は無い。
まるで、何かが抜け落ちたかのように。
(;A;) 「おい、クー!おきろよ!!!」
俺の頬から水が垂れ落ちる。
それはクーの横を通り過ぎ、地面へと音を立てて落ちた。
(;A;) 「……?」
俺の涙が落ちた場所に、何やら金色の物が落ちている。
俺はクーをそっと地面に降ろし、それを拾い上げた。
65 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:03:28.71 ID:PFt8/5z/0
(;A;) 「ネジ……?」
金色のネジだった。
神秘的な光を放つそれは、彼女の物だと、すぐに分かった。
(;A;) 「待ってろ、クー……!」
近くに落ちていたネジを、全て拾い上げる。
どうやら、内藤の近くにたくさん落ちていたようだ。
恐らく、自分の都合のいいようにクーのネジを抜いていたのだろう。
(;A;)「ほら……クー」
俺はネジをクーの頭に触れさせる。
まるで液体のように吸い込まれていったネジ。
俺は何度も何度もネジを入れ続けた。
66 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:04:38.23 ID:PFt8/5z/0
(;A;)「これで……最後」
最後のネジをクーの頭に入れ込む。
俺が出来るのは、ここまでだ。
お願いだから、目を覚ましてくれ。
もう一度、一緒に帰りたい。登校したい。
俺は、クーが、大好きだから。
川 -) 「……」
川 ゚ -゚)「…………」
川 ゚ -゚)「……ドクオ?」
(;A;) 「!!」
川 ゚ -゚)「何を泣いている。女々しい奴だな」
69 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:06:10.75 ID:PFt8/5z/0
何事もなかったかのように起き上がる彼女。
顔がぐしゃぐしゃに崩れた俺を見て、彼女は笑った。
川 ゚ ー゚)「泣くな、ドクオ。男だろう」
(;A;) 「バカヤロッ……!心配させやがって……!」
川 ゚ ー゚)「バーローwwwwwwwwwwwwwwwww」
(;A;) 「……?」
川 ゚ ー゚)「ちょめちょめ!!べらんめぇにグッドラック!!」
('A`) 「ク、クー……!?」
川 ゚ ー゚)「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃや!」
('A`) 「……」
72 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:07:12.26 ID:PFt8/5z/0
( ^ω^)「……あいたた」
( ^ω^)「何だかとっても頭がスッキリするお」
( ^ω^)「どことなく頭が軽い気がするし……」
( ^ω^)「ま、どうでもいいかお」
⊂二二二川 ゚ ー゚)二⊃「チョベリバブーーーン!」
('A`) 「…………」
⊂二二二川 ゚ ー゚)二⊃「ほら!ドクオも一緒に!!ブブブブー」
('A`) 「…………………」
⊂二二二川 ゚ ー゚)二⊃
「「ブーーーーーーーーン!!」」
⊂二二二(;A;)二⊃ウツダシノウ……
75 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:08:12.72 ID:PFt8/5z/0
間違えて、ブーンのネジまで入れられてしまったクー。
彼女は、今まで以上に激しい性格となってしまった。
……だが、その後のドクオとクーが、幸せに付き合っていったというのはいうまでもない。
そう──言うまでも無いのだ──。
第最終回話「川 ゚ -゚)クーのネジが一本取れてしまったようです」終
85 名前: ゴーストライター(鹿児島県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:14:27.27 ID:PFt8/5z/0
・あとがき
長い間、この川 ゚ -゚)クーのネジが一本取れてしまったようですをご愛読いただき本当にありがとうございました。
初期からいた人は分かるかもしれませんが、この作品は実は投下される予定は無かったのです。
元々はシリアスな内容を書いている者なので、こういったジャンルには自身がありませんでした。
そのため、書いては見たものの、投下までの踏ん切りがつかなかった作品でした。
ですが、総合の『ある事件』により、投下されることが決定しました。
今では総合様に、感謝しています。
また、読者の皆様にも本当に感謝しています。
内容自体がめちゃくちゃなこの作品を呼んでくださったこと、支援してくださった事、
本当に感謝です。ありがとうございました。
この作品の最終回についてですが、実は色々と問題がありました。
ぶっちゃけますと、私自身がもう、作品をかけないくらい忙しい状況にあるのです。
これ以上作品を続けると、gdgdな上、投下頻度も低いという最悪なことになってしまうと判断したため、
このように、突然最終回とさせていただきました。
本当に申し訳ないです。
【関連】
一気読み
第一話
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第二話
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第三話
-
第四話
-
番外編
-
第五話
-
第六話
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最終話