1 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/28(木) 23:51:17.26 ID:bhMFYlDm0
.. (\ /)
. \(^ω^)/ <僕の名前はブーン!
.. |・ ・.|
| ・ |
. しωJ
2 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/28(木) 23:52:27.16 ID:bhMFYlDm0
lll ノ( 'A`)ヽ lll <俺の名前はドクオ!
ミ、_つ とノ彡
(_(ω)_)
4 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/28(木) 23:54:19.53 ID:bhMFYlDm0
\(^o^)/ <僕の名前は
( )
/ \
ヘ(^o^)ヘ 人
|∧
/
/
(^o^)/ 生
/( )
/ / >
\
(/o^) オワタ
( /
/ く
5 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/28(木) 23:54:58.27 ID:bhMFYlDm0
__
/;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ / ̄ ̄ ヽ,
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', / ',
.l;;;;;{0};;;;/¨`ヽ}0}, {0}/¨`ヽ {0} ',
l;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ._.ノ;;;;;', l ヽ._.ノ ',
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;`ー'′;;;', ノ `ー'′ ',
/:::::::::::ヽ;;;ヽノ/:::::`l r〈 ヽ__ヽノ∠ ̄ ̄\
/::::::::く ̄二Y^~f ̄^〉ヽ 人l 〜| /〜 / |
/::::::::::::l__ノーくヽ_ノrク、 / L/|Tヽ_| ノぅ
(にュ=ノ、::/ //::::| l:l、;;;;;;;;;V く__/ |_\ トェェェェイ
l;;`~;/人'ー-''=Lヘl \;;;;; )_/ |_ll  ̄ | /
ノ;;;;lr〈_ ̄( (^^))7 (_;/ /\−二二_〉 〈
(;;;;;;)::/-T ̄::ヾ/ ̄l / \\//( _)
/:/77:::::::::::::/ぅ::::::l / \|/  ̄ \
(ゝ:::: ̄::::::::::/ぅ::::::::::l (ヽ_ ||下| \
じゝ_:::::∠ぅヽ二二ア ヾ_ヽ_ Lニl /)
|ーー^/|;;;;;;;;;;;;;;;| |ヾ_─二=二=二/
/;;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;;;;;;ミ 彡 | \ \
(;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;;;;/ | | \ )
/;;;;;ヽ| };;;;;⌒\ /⌒ { ノ ヽ|
(;;;;;;;;;;;;ノ (;;;;;;;;;;;;;;;;) (___) (___)
「「 ふたりは♂夜王子!! 」」
7 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/28(木) 23:57:52.76 ID:bhMFYlDm0
その一
( ^ω^)「今日もさわやかな朝だお!」
あたりにはすっかり夜の帳が降りていた。
ブーンはのそのそと布団から這い出ると、常時つけっぱなしのパソコンの前に座る。
( ^ω^)「ボクの一日はクソスレのチェックから始まるのだお!」
彼はカチカチとマウスをクリックして、今日もお気に入りのクソスレを見つけたようだ。
( ^ω^)「おっおっお!総合のモテモテ王国は最高だお!!
僕もモテモテになりたいお!!」
( ^ω^)「そうと決まれば早速外に出るお!」
そういうわけで、
中学のときから着ている外行き用のジャージに着替えて、
ブーンは深夜の町へと繰り出した。
8 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/28(木) 23:59:41.59 ID:bhMFYlDm0
('A`)ノ「よう、ブーン」
( ^ω^)ノ「お、ドクオ!相変わらずキモい顔だお!」
('A`)「ふひひwwwwサーセンwwwww」
とりあえず駅前の繁華街に向かっていたブーン。
途中のコンビニで、友達以上恋人未満のドクオとばったり会った。
( ^ω^)「コンビニで何していたんだお?」
('A`)「こんにゃく買いに来たんだ。オナニーしようと思ってさ
でもコンビニにこんにゃく置いてないんだよ。だからかわりに肉まん買った」
( ^ω^)「その発想はなかったお!それよりボク、
これから駅前に女の子にモテに行こうと思うんだけど一緒にどうかお?」
('A`)b「いいねー。行く行くベルサイユ」
ブーンとドクオはともにニートまっしぐら。
昼夜逆転なんて何のそのだ。
ブーンは今日も元気にお月様の下を
アニメキャラがプリントされているTシャツを着たドクオとともに駅前へと向かった。
10 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/29(金) 00:01:04.02 ID:plkRYGpU0
駅前に着いた二人。
だけど、田舎なこの町の駅前は、深夜なので閑散としている。
( ^ω^)「……女の子いないお」
('A`)「いねーな。しょうがないから肉まんでオナニーするか?」
( ^ω^)「するするスルメイカ」
二人がベンチに座ってナニを出そうとすると、駅から一人の女性が出てきた。
( ^ω^)「おお!女の子が出て来たお!!」
('A`)「よっしゃ。モテに行こうぜ」
( ^ω^)「先にボクから逝って来るお!!」
ブーンはその女性へと近づいていった。
12 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/29(金) 00:01:40.85 ID:plkRYGpU0
( ^ω^)ノ「ヘイ、お嬢さん!」
ξ゚听)ξ「……何よ?」
女性はジャージ姿のピザ男をいぶかしげに見た。
その視線を自分に気があるものだと勘違いしたブーンは続けた。
( ^ω^)b「ボクとセックスしないかい!?」
13 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/29(金) 00:02:46.25 ID:plkRYGpU0
( #)ω(#)「殴られちゃったお」
ボコボコにへこんだ顔でドクオの下に戻ったブーン。
('A`)「ふひひwwwこの正直者めwwwww」
( #)ω(#)「いやー、照れるお!」
('A`)「だけどな、ナンパはそれじゃダメなんだ。
女には回りくどい言い回しで近づかないとな」
( #)ω(#)「なんと!ドクオ、ヤリチンみたいなこと言うお!!すごいお!!」
('A`)b「ふひひwwwサーセンwwww
というわけで、エロゲで鍛えた俺のテクを見せてやるぜ!!」
ドクオは女性のもとへ近づいていった。
14 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/29(金) 00:03:45.67 ID:plkRYGpU0
('A`)ノ「ヘイ、お嬢さん」
ξ#゚听)ξ「……今度は何よ?」
女性はどうやら酔っているようで、駅の前で吐いていた。
酔った女はお持ち帰りしやすい。
数々のエロゲを体験してきたドクオは、自分の勝利を確信した。
('A`)b「ユーのアワビにミーのマツタケをインサートしないかい?」
15 名前:78 ◆pP.8LqKfPo [] 投稿日:2006/12/29(金) 00:05:11.56 ID:plkRYGpU0
(#)A(#)「殴られました」
( #)ω(#)「なんと!あんなに高等な口説き文句だったのに……」
(#)A(#)「しょうがねぇよ。女なんて人間じゃないんだ。
あいつらは魚貝類だ、魚貝類」
( #)ω(#)「そうだお!魚貝類には僕達人類の高等な口説き文句なんて理解できないお!」
(#)A(#)「ふひひwwwという訳で、俺んちでエロゲやろうぜ」
( #)ω(#)「おお!やはり三次元より二次元だお!」
という訳で、二人は途中のコンビニで肉まんを買ってドクオの家へと帰りました。
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一気読み
その一 -
そのニ