67 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 13:52:47.85 ID:rVoqIhtA0
コンコン
( 'A`)「マンドクセ…誰だこんな時間に…。」
コンコンコンコン
( 'A`)「今日はもう店じまいだよー!!」
( ;^ω^)「それどころじゃないおwww」
( 'A`)「なんだ、ブーンか。どうした?」
( ;^ω^)「かくかくしかじかだおwww」
( 'A`)「変なヤツに追われてるぅ?ナニをいってるんだお前は」
( ;^ω^)「ほ、ほんとだおwwwとにかく隠れさせてもらうおwww」
('A`;)「あ、コラ!土足であがるんじゃねえ!!」
68 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 13:53:00.42 ID:rVoqIhtA0
コンコン…
('A`)「あーもー今度は誰だよマンドクセーなー!!」
(´<_` )「たびたび失礼、ご主人。ここにブーンとツンがきませんでしたか?」
(;'A`)「(こいつらさっきの…)いや、知らないが…あいつがなにかしたのか?」
( ´_ゝ`) 「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました…」
(;'A`)「!?」
( ´_ゝ`) 「私の心でs
(´<_` )「そういうのはいいから。」
( ´_ゝ`) 「すまん」
69 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 13:59:32.43 ID:rVoqIhtA0
J( 'ー`)し「あんたたちなに遊んでんだい、いくよ」
(;´_ゝ`) 「カ…カーチャン!」
J( 'ー`)し「それじゃあ、邪魔したね」
ガチャン
(;'A`)「…………今のがそうなのか?」
(;^ω^)「…自分でもよくわかんなくなってきたおwww」
ξ゚听)ξ「……………………」
これからもっとツンが活躍する…予定。
70 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 14:32:01.28 ID:rVoqIhtA0
ξ゚听)ξ「なんで…?」
(;^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ「なんで助けてくれるの?」
( ^ω^)「だって、かわいそうだったおwww」
ξ゚听)ξ「え?」
( ^ω^)「だって、ツンは泣いてたお?」
ξ*゚听)ξ「な、ななな泣いてなんかないわよ!バカ!!」
( ^ω^)「そんなことないお、ツンは気づいてないけど、今だって…」
ξ゚听)ξ「!!」
ξ*///)ξ「な、泣いてないわよ!!これは…汗から目がでてるだけよ!!」
( ;^ω^)「ツン、目から汗だおwww」
ξ*///)ξ「わ、わかってるわよ!もう!ト…トイレ!トイレ借りるわよ!」
71 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 14:32:24.32 ID:rVoqIhtA0
タッタッタッタ…
( 'A`)「お前も物好きだよな」
( ^ω^)「そうかお?」
(*'A`)b「だが、カコイイぞ」
( *^ω^)b「おwwwおwww」
{ちょっと!このトイレ、ドア壊れてるわよ!〕
( ;^ω^)「ツン、それは横にずらすんだおwww」
72 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:08:18.02 ID:rVoqIhtA0
(´<_` )「なぁ兄者…」
( ´_ゝ`) 「なんだ、弟者?」
(´<_` )「さっき『まかせろ!!』とかいった割にはあっさり見失ったな」
( ´_ゝ`) 「まぁ、さっきっていうか13時間前っていうか」
(´<_` )「そういうことは言わなくてよろしい」
( ´_ゝ`) 「すまん」
(´<_` )「これがもし工場長にバレたら…」
(;´_ゝ`) 「俺たちもスクラップ…だな」
(´・ω・`) 「私がどうかしたかな?」
(;´_ゝ`) 「こ…工場長!!」
73 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:11:37.12 ID:rVoqIhtA0
(´・ω・`) 「そういえば逃げ出したツンはどこかね?」
(;´_ゝ`) 「いや…あの…」
J( 'ー`)し 「ブーンとかいうやつに連れて行かれちまったよ」
(´・ω・`) 「………どういうことだね?」
J( 'ー`)し 「どうもこうも、先に拾われちまったって話さ。」
(´・ω・`) 「………まぁいい。でははやく回収したまえ。
…………あまり私を失望させてくれるなよ?」
(´<_` ;)「わ…わかりました…」
(´・ω・`) 「………」
74 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:17:41.52 ID:rVoqIhtA0
( 'A`) 「それにしても…人工ツン…ねぇ。」
( ^ω^)「ドクオは何か知ってるお?」
( 'A`) 「いや、わからないが…お前はいいのか?」
( ;^ω^)「何がだお?」
( 'A`) 「奴らの話が本当ならあのツンには何が起きてもおかしくない。
実際かなり危険なんだぞ」
( ;^ω^)「お…」
( 'A`) 「確かにあのツンにはかわいそうだが、危険なものは処分する…
あのツンに限らず今の世の中はそういうものじゃないか。
仮にあのツンだけ助けたってそれは偽善なんじゃないのか?」
( ;^ω^)「…ブーンには、よくわからないお…
けど、仮に偽善だとしても、やらない善よりやる偽善だおwww」
( '∀`) 「…そうか」
75 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:20:10.76 ID:rVoqIhtA0
( ;^ω^) 「けど、ずっとこうしてるわけにもいかないお…
ブーン、ちょっとあいつらが諦めたかどうか見てくるおwww」
(;'A`) 「ちょ…それは危険すぎるだろ常識的に考えて!!」
( *^ω^) 「ブーン、逃げ足だけは速いおwww昨日もDQN相手に逃げてきたおwww」
( 'A`) 「そ…そうか…。じゃあ気をつけろよ?」
( *^ω^) 「わかったおwwwツンをよろしくおwww」
76 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:25:20.34 ID:rVoqIhtA0
〜外〜
( ^ω^)「あいつら…どこいったお?」
(´<_` )「…!!いた!!あいつですよ!!」
(´・ω・`) 「ふむ…ではこれでもつかってみるかな」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
( ;゚ω゚)「ツン!!?」
( ;^ω^)「何してるお?こんなところにいたら危ないおwww」
ξ*゚听)ξ「………にゃによ?」
( ;^ω^)「お?」
ξ*゚听)ξ「べ、べちゅに心配してほしくにゃんかなかったんだから!!」
( ;^ω^)「…………ツン?」
78 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:29:49.44 ID:rVoqIhtA0
(´<_` )「…工場長、あれは?」
(´・ω・`) 「ふむ、最新型ツン。その名も『てゅんデレ!』」
(´・ω・`) 「これでヤツはしばらく帰ることはあるまい。ではツンを回収しに行くぞ」
(´<_` )「…わかりました」
〜ドクオ家〜
コンコン
( 'A`) 「お、ブーンか?」
J( 'ー`)し「お邪魔するわよ」
(;'A`) 「な…お前は…!!」
ξ;゚听)ξ「・・・・・・・・・・!!」
J( 'ー`)し「やっぱりここにいたのかい…」
(;'A`) 「に…逃げろツン!!ブーンが来るまで時間を稼ぐ!!」
J( 'ー`)し「ブーンは来やしないよ!!」
買フ;゚听)ξ 「!?」
80 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:37:49.28 ID:rVoqIhtA0
(;'A`) 「ブーンが来ないって…どういうことだよ!!」
J( 'ー`)し「ブーンは今頃新しいツン…いや、てゅんと一緒さ」
買フ;゚听)ξ 「!?」
J( 'ー`)し「ブーンはもうツンの面倒を見るのは飽き飽きだってさ!」
ξ;゚听)ξ 「う・・・・」
(;'A`) 「てめぇ…適当いってんじゃねえぞ!!」
J( 'ー`)し「適当じゃないさ。その証拠に、いつまでたってもブーンは帰ってこないだろ?」
(;'A`) 「…っ!!(なにやってんだよ…ブーン!!)」
ξ;゚听)ξ「………わかったわ…」
(;'A`) 「…え?」
81 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:39:34.38 ID:rVoqIhtA0
ξ;゚听)ξ「工場に…戻るわよ」
(;'A`) 「ま、待て!もうすぐきっとブーンが…」
ξ#`凵L)ξ「来ないわよ!!」
ξ゚听)ξ 「だって…私がいたって…迷惑になるだけだもの」
ξ( ;ξと('A`) バシン!!
ξ;゚听)ξ 「……ぇ…?」
( ♯'A`) 「お前がブーンを裏切ってどうすんだよ!!」
( 'A`) 「ブーンはお前を絶対にうらぎらない…その証拠に…」
82 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:43:31.23 ID:rVoqIhtA0
〔ツン!!!!〕
ξ*゚听)ξ「…え?」
( *^ω^)=3「お…遅れてごめんだお…wwww」
ξ*゚听)ξ「…ブーン…」
( *^ω^)=3「迷子のツンを交番に送ってったけど…
滑舌が悪くて…おまわりさんもこまってたおwww」
J( 'ー`)し 「やっぱり来たか…」
( ^ω^) 「ツンはうちが引き取るお…」
ξ*゚听)ξ 「・・・・え?」
( ^ω^) 「ちゃんと、面倒見るお!だから…
ツンをつれて帰らないでくれお!!!」
86 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:48:42.00 ID:rVoqIhtA0
〜一方そのころ〜
(´・ω・`) 「………おい」
( ´_ゝ`) 「なんすか?」
(´・ω・`) 「………確かお前らにてゅんとブーンを見てろっていったよな?」
(´<_` )「はい、たしかに言いましたね」
(´・ω・`) 「………で、てゅんとブーンはどこにいった?」
( ´_ゝ`) 「交番行くとか言ってましたよ」
(♯´・ω・`) 「………なぜ引き止めぬ?」
(´<_` ) 「だって俺たち『見てろ』って言われたから」
( ´_ゝ`) 「交番に行くのを『見てた』んすよwwwサーセンwww」
(#´・ω・`) 「覚悟はできてるんだろうなぁ?え?一休さんよぉ?」
( ´_ゝ`) 「…………………………………」
(´<_` ) 「…………………………………」
87 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 15:53:24.51 ID:rVoqIhtA0
〜ドクオ家〜
J( 'ー`)し「ツンを引き取る…ねぇ…」
ξ;゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・」
J( 'ー`)し「簡単に言ってくれるじゃない。もしもその子がなにかしでかしたとき、
あなたは全ての責任を負うことになるのよ?それでもいいの?」
( ^ω^)「そうならないように、ブーンがずっと一緒にいるおwww」
J( 'ー`)し 「・・・・・・・・そう。
じゃあ早く後ろの窓から逃げなさい。もうすぐ工場長が来るわ」
(;'A`) 「親玉…か?」
J( 'ー`)し 「そうよ。だから早くしなさい。言っておくけど二度目はないわよ」
( ;^ω^) 「あ…ありがとだおwww」
( ^ω^) 「空も飛べるはず!!」
パリーン……タッタッタッタ……
J( 'ー`)し 「ふぅ。」
103 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 17:37:23.66 ID:rVoqIhtA0
( 'A`) 「たく…マンドクセーことに巻き込みやがって…」
( ^ω^)「ドクオは無理してついてこなくてもいいお?」
( 'A`) 「バカヤロ。うちに戻ったらまたあいつらに何されるかわかんないだろ?」
( ^ω^)「・・・ごめんお・・・」
( 'A`) 「…ま、どうせお前だけじゃツンを守りきれないだろうからな。
しょうがないから付き合ってやるよ」
( ^ω^)「ドクオ…おりがとだおwww」
( 'A`) 「うむ、感謝しろよ」
ξ゚听)ξ 「えっと…あの…ブーン?」
( ^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ 「…ありがと…」
( ^ω^)「………え…?」
ξ*゚听)ξ 「ありがとっていったのよ!ちゃんと聞いてなさいよねバカ!!」
ξ*゚听)ξ 「(…でもそんなの拾い主として当たり前なんだからね!!)」
ξ*゚听)ξ 「ブーンが来てくれて超うれしかった!!」
( ;^ω^)「ツン、本音と建て前が逆だおwww」
106 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 17:44:45.51 ID:rVoqIhtA0
〜そのころ〜
(;´_ゝ`)「く…弟者!もっと速く走れ!!」
(´<_`;)「これでも全力なんだよ!!」
(;´_ゝ`)「は…はやくしないと工場長に追いつかれる!!」
(;´_ゝ`)「その前になんとしてもブーンたちに追いつかねば…!!」
(´<_`;)「あぁ、わかっている!」
(;´_ゝ`)「くっそぉぉおぉぉ!!俺は浪速のシューマッハやー!!」
(´<_`;)「いや、そういうのはいいから!!」
107 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 17:48:18.02 ID:rVoqIhtA0
〜そのころ2〜
J( 'ー`)し「(…あいつらちゃんと逃げられたかしら…?)」
(´・ω・`)「……何をしている…?」
J( 'ー`)し「ブーンたちに逃げられまして…」
(´・ω・`)「ならなぜ追わない?」
J( 'ー`)し「いえ、工場長の命令以外で勝手に動くのはどうかと思いまして」
(´・ω・`)「………ふん」
J( 'ー`)し「それはそうと流石兄弟は?」
(´・ω・`)「やつらは裏切った…。こちらもまんまと逃げられたがね…」
J( 'ー`)し「・・・・・・・・・・」
108 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 17:52:32.03 ID:rVoqIhtA0
( ;^ω^)「はーっ、はーっ…そ、それはそうとこれからどうする…お?」
(;'A`)「ふーっ、ふーっ…俺の知り合いの…家でかくまってもらおう…」
ξ;゚听)ξ「はーっ、はーっ…ちょ、ちょっと疲れてきたわね…」
(;'A`)「さっきから走りっぱなしだからな…はーっ…お!?」
(;'A`)「あそこに鍵がかかってないじでんしゃ(←なぜか変換されない)が三台ある!!」
(;'A`)「なんて都合のいい設定!だがそんなことも言ってられないな…
あれをちょっと拝借して行こう!!」
109 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 17:57:56.32 ID:rVoqIhtA0
( ;^ω^)「よし、これで今よりは快適に移動できるおwww」
ξ#゚听)ξ「でかしたわよドクオ!…それにしてもこの自転車こぎにくいわね」
109 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/02(金) 17:57:56.32 ID:rVoqIhtA0
( ;^ω^)「よし、これで今よりは快適に移動できるおwww」
ξ#゚听)ξ「でかしたわよドクオ!…それにしてもこの自転車こぎにくいわね」
( ;^ω^)「ツン、ストッパーは外すおwww」
ξ*゚听)ξ「!!わ、わかってたわよ!ただ…説明書に書いてないから!!」
( ;^ω^)「ツン、説明書なんてもともとないおwww」
(;'A`) 「よし、とりあえず行くぞ!!」
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