( ^ω^)ブーン系小説完結作品集('A`) 〜( ^ω^)ブーンと犬→('A`) 第二話、到来! 銀河を賭けた頂上決戦〜

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52 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:23:12.03 ID:K6jRye1L0

第二話、到来! 銀河を賭けた頂上決戦


前話で汗をかき過ぎ、脱水症状になったブーンだったが、
学校を休むわけにはいかなかった。
たとえチチンがママンに変わってしまったとしても、
ブーンには行かなければならない理由があるのだ。

( ^ω^)「須名さん、おはようですお」
川 ゚ -゚)「ん、おはよう」

今日も彼女の通学路で待ち伏せして、偶然のように声をかけた。
学園のマドンナ須名空。腰まである黒髪が美しい女生徒だ。
この人への声かけのために、ブーンは毎日毎日待ち伏せをしている。


53 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:25:13.73 ID:K6jRye1L0

( ^ω^)「今日もいい天気ですお」
川 ゚ -゚)「……私は快晴が嫌いだ」
( ^ω^)「なんでですかお?」
川 ゚ ー゚)「天然パーマのヤツが慌てふためく様を見られないからだ」

何処かずれた考えを持つクーだったが、
ブーンはそこにも惹かれていた。
恋は盲目という言葉があるように、
好きになってしまえば大抵の事は気にしないものである。


54 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:28:09.54 ID:K6jRye1L0

( ^ω^)(やっぱり須名さんは可愛いお。今日も須名さんをネタに……)
( ゜ω゜)「!!」
川 ゚ -゚)「どした?」
(;^ω^)「な、なんでもないですお」

額から汗を流しながらブーンは全力で走っていってしまった。
いつもなら教室まで一緒に行くのだが、

川 ゚ -゚)「ふぅむ……なにかありそうだな」

クーは晴れの日でもおもしろい事がありそうだ。と、また口元を緩ませた。

(;゜ω゜)「そういやチンポ消えてた―――! どうやってオシッコしたっけぇ!?」

頭の中はそんな声で充満したが、もちろん叫べるわけはなく、
いつの間にか学校についていたブーンは息を切らしながら教室に入った。


55 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:34:09.39 ID:K6jRye1L0

( ゚∀゚)「おんや? 今日は須名さんと一緒じゃねぇのか?」
(´・ω・`)「珍しいこともあるものだね。須名さんは休みかい?」

声をかけてきたのはブーンの親友(自称)ジョルジュとショボン。
いつもなら同伴でやって来るブーンとクーであるが、今日は汗がうっとうしい男のみ。

(;^ω^)「ボクだけ先に来たんだお」

ブーンは慌てながら弁解する。
二人はそんなブーンを不思議に思いながらも、いつもの雑談を始めた。

( ゚∀゚)「昨日のテレビ見たか? 俺、ほしのあきで一発やっちったよ」
(´・ω・`)「僕はパッション屋良の「ん〜!」でやったね。ブーンは?」
(;^ω^)「ぼ、僕は……」


56 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:35:44.95 ID:K6jRye1L0
言えない……。

野口さん「言えやしない……言えやしないよ。クックック」

その通り。
飼い犬にチロルを舐めさせようとしたばかりか、
その犬が喋り、反乱を起こし、自分のティティンを異次元に飛ばしてしまった。
なんて言えるわけがない。


57 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:40:13.96 ID:K6jRye1L0

(;^ω^)「昨日は……帰ってすぐ寝ちゃったんだお」

その答えに、ジョルジュとショボンはバッと顔を見合わせた。
驚きのあまりの行動だった。

(;゚∀゚)「お、おい。どうしたんだ? 風邪でもひいたか?」
(´・ω・`)「テスト期間中オナニーを一度もやってないんでしょ?」
(;^ω^)「そうだお」
( ゚∀゚)「何かおかしいぞ、お前。いつもなら一日一抜するお前が……」
( ^ω^)「ぼ、僕にだってオナニーしない日があるんだお!!」

声を張り上げたブーンに教室中から視線が浴びせられたが、
元々キモヲタと噂されていた彼に言える陰口はもうない。
少しだけ軽蔑した視線を向けた皆は、すぐに自分達の話題に戻っていた。


59 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:42:59.39 ID:K6jRye1L0

( ゚∀゚)「ブーン……」
( ^ω^)「ほっといてほしいお!」

ジョルジュ達からしてみれば、ブーンが勝手に怒り出したのだ。
理由が分からず呆然とするジョルジュ。
その時、ショボンが後ろから抱き着いてきた。

(;゚∀゚)「あん!? 何すんの!」
(´・ω・`)「いや、だって……ブーンが掘っといてくれって」
(;゚∀゚)「違う違う違う!! 断固として違うぞ! どんな聞き間違いだよ!」
(´・ω・`)「チッ」

露骨に舌打ちをしたショボンにも呆れたと同時に担任のツン先生がやってきて、
結局、理由も聞けぬままホームルームが始まってしまった。


60 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:45:23.45 ID:K6jRye1L0

ξ゚听)ξ「ショボン君〜」
(´・ω・`)「私の夢……受け取れ―――!!」
ξ゚听)ξ「ジョルジュ君〜」
( ゚∀゚)「マゼラアタック隊、帰還しました!……負けちまいましたがね」

今日は8日。8が付く日は『第08MS小隊』の日だ。
読み上げられていく生徒達が次々とセリフを言い放っていく中……。

ξ゚听)ξ「須名さん〜」
川 ゚ -゚)「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォー!! ウィィィタァァアアアア!!」
ξ゚听)ξ「ガオガイガー!? まぁ、良しとします。次、ブーン君」
( ^ω^)「…………」

ツン先生から名前を呼ばれても、ブーンは反応しない……。


61 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:48:24.94 ID:K6jRye1L0

ξ゚听)ξ「ブーン君?」
( ^ω^)「……兄さんを殺す」
ξ゚听)ξ「はい。オッケー」

全員分を読み上げて、

ξ゚听)ξ「先生は『地雷アクティブ!』が好みですね。
      さて、皆さん。今日はとっても良いニュースがあります」
( ゚∀゚)「おっ、何だ何だ!」

出席簿を閉じ、ツンは微笑む。
こんな時は本当に良い知らせがあるのだ。
生徒達は期待に胸を膨らませる。


62 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:51:34.14 ID:K6jRye1L0
出席簿を閉じ、ツンは微笑む。こんな時は本当に良い知らせがあるのだ。
生徒達は期待に胸を膨らませる。

ξ゚听)ξ「やっと08小隊のDVD-BOXが発売ですね〜。
      ファンの私としては絶対に買いです」

皆も買いましょう。

(´・ω・`)「でもセンセー! ファーストのDVD-BOXも発売されますが?」
ξ゚听)ξ「……二つとも買いです! 皆もゲームとかマンガとか我慢して買いましょう。
おっと、こんなニュースはどうでも良かった」
( ゚∀゚)「センセー! どうでもいいなんて言ったらガノタが怒ります」
ξ゚听)ξ「無視しましょう。
      さて、本当のニュースですが、今日から新しいお友達が増えま〜す♪」

ざわめく教室。ツンはフラメントの様に手を叩くと、一同のざわめきを制止させた。


63 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:52:34.18 ID:K6jRye1L0

ξ゚听)ξ「入ってくださ〜い」

ガラリ……。ドアが開く音が異様に響いて、流石のブーンも顔を上げた。

( ゜ω゜)「な……な……な……」

そして目を見開いた。

( '∀`)「は〜い! ドクオっていいま〜す! 犬と人のハーフです。よろ乳首〜!」


64 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:53:55.26 ID:K6jRye1L0






(;゜ω゜)「な ん じ ゃ こ り ゃ ー !(ジーパン風)」






66 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:55:58.16 ID:K6jRye1L0
「なんですかこれはー!」を期待していた人はごめんなさい。
あまりの驚きにブーンは腹から血が出たと錯覚してしまった。

腐女子A「可愛い〜」
腐女子B「人と犬のハーフってすご〜い」

またざわめく一同。
目の前には見事な直立二足歩行をし、学ランを着込んでいる犬の姿が……。

(♯゜ω゜)「テメェ! 飛んで火にいる夏の蟲とはこの事だこの野郎ぉ!!」

一瞬にして怒ったブーンは、勢いよく立ち上がった。


68 名前:VIP足軽j[] 投稿日:2006/11/24(金) 21:58:30.49 ID:K6jRye1L0

('A`)「フン。お前も木っ端微塵にしてやろうか? あの肉棒のように!」
(♯゜ω゜)「ティムポのことか……ティムポのことか――――!!!」

その時、ブーンの体が黄金の光りに包まれた。

(;'A`)「な、なにものだ……」
(♯゜ω゜)「とっくにご存知なんだろ?
     激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士……。
     スーパーサイヤ人、ドルゴルスレン・ダグワドルジだー!」

いつの間にか教室がナメック星に変わっていた。
このままでは星の爆発に巻き込まれる。


70 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:01:22.34 ID:K6jRye1L0

(;゚∀゚)「お、落ち着けブーン!」
(´・ω・`)「ツン先生、ちょっとブーン君を連れ出します!」
ξ゚听)ξ「許可する!」

ジョルジュとショボンが取り押さえ、ブーンは簡単に運ばれていった。

( ゚∀゚)「どうしたんだよブーン……いきなりスーパーサイヤ人になっちまうなんて」
(´・ω・`)「ベジータがいつの間にかスーパーサイヤ人になってたぐらい驚きだよ」
( ^ω^)「分かったお……二人だけには話すお」

体育館の裏に連れ込まれたブーンは、深刻な表情で語りだした。


72 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:04:26.04 ID:K6jRye1L0

( ^ω^)「実は……」



( ^ω^)「と、言うことなんだお」
(;゚∀゚)「え!? どういうこと?」
( ^ω^)「回想シーンが出なかったかお?」
(;゚∀゚)「回想シーン!? なんだそりゃ?」
( ^ω^)「おかしいお……。作者の手抜きだお」

変わりに説明しよう。
カクカクジカジカ、マルカイテマルカイテ、タテニセンイレテ、
マワリニチョンチョンチョン。
あっと言う間に説明終わり。


76 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:10:43.33 ID:K6jRye1L0

(´・ω・`)「なんだって!? あの男(雑種犬:雄)にマグナムを異次元に飛ばされた!?
      ハァハァ……チョ、一回でいいから見せてみ」

大興奮のショボン。
しかし彼は幼女に興味があるわけではない。
ツルツルペタリンコ×5のブーンに興味があるのだ。

( ^ω^)「ホレ」
(´・ω・`)「ブフゥ!」

盛大に鼻血を噴出したショボン。
その血はヤムチャと対戦している透明人間に降りかかり、ヤムチャはやっと勝利した。


78 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:14:17.86 ID:K6jRye1L0

(´・ω・`)「カ、カメラ持ってくれば良かった……」
(;゚∀゚)「亀仙人かお前は!!」

倒れこんだショボンは放っておき、ジョルジュは話を進める。

( ゚∀゚)「なるほど……あの男(雑種犬:雄)を倒さない限り
ブーンの相棒は帰ってこないのか」 ( ^ω^)「そうなんだお……」
( ゚∀゚)「よし分かった! 俺達も協力するぜ!」
( ^ω^)「ホ、ホントかお!?」
( ゚∀゚)「親友の一大事だ! 放っておけるかよ」
( ;ω:)「僕は二人を友達に持って幸せだお〜」

こうして、二人ショボンを担いで教室へ帰った。


80 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:18:12.23 ID:K6jRye1L0

腐女子C「お手〜」
(*'A`)「わぉーん」
腐女子D「チンチン」
(*'∀`)「イヤ〜ン」

教室に戻った三人は唖然としてしまった。
女子がドクオを囲み、ワイワイガヤガヤしていたのだ。



81 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:22:38.78 ID:K6jRye1L0

( ゚∀゚)「おい、お前ら!
    そんなにその男(雑種犬:男)が可愛いのかよ」 腐女子E「可愛いわよ」 ( ゚∀゚)「犬と人間のハーフなんているわけないだろ!
     もしいたとしても獣淫だぞ!」
腐女子F「真実の愛なのよ」
(;゚∀゚)「犬とかよ……」

腐女子には何を言っても無駄らしい。


83 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:25:59.76 ID:K6jRye1L0

(♯゜ω゜)「ハァ!……ドクオ、もうお前をペットとは思わない。
     大事な相棒の為、叩き潰す!」

ブーンはスーパーサイヤ人になって、腐女子を吹き飛ばした。

('A`)「いいだろう……相手をしてやる。いやまて……やはり相手をしてやる!」

ドクオも覚醒し、激しいオーラが体を包む。

ξ゚听)ξ「は〜い、授業始めるわよ〜」
( ^ω^)「あっ先生来ちゃった。続きは昼休みでいい?」
('A`)「あぁいいよいいよ、別に急いでないから。放課後とかが良いんじゃない?」
( ^ω^)「おkおk。じゃあ、放課後な」
('A`)「あいよ〜」

んで、放課後。


84 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:31:24.97 ID:K6jRye1L0

( ゚∀゚)「クッ、俺達じゃ手が出せない……」
(´・ω・`)「というか僕達まで入り込んだら書くのがメンドイんだよ。
     最低な作者だよね」

あんまりツッコムようだと出番を失くすよ。

(´・ω・`)「……メンゴ」

目を向ければ、グラウンドにポツンと立つ二人の姿。

( ^ω^)「…………」
('A`)「…………」

激しいオーラは変わらず二人を包み込んでいる。
その光景を眺めるしかできず、ジョルジュはアルミホイルを噛んだ。


85 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:35:58.94 ID:K6jRye1L0

川 ゚ -゚)「人間と犬の存在意義を賭けた戦い……。
    これでブーン君が負ければ、この世界は犬が支配する世界になり、
    主従関係は逆転してしまう……」

あれ? そうだっけ!?
とにかく、二人の戦いは始まろうとしていた。

( ^ω^)「……場所を変えるぜ」
('A`)「好きにしろ。同じことだ」

ドン! と烈風を巻き起こして、二人は空を凄い勢いで飛んでいってしまう。


87 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:38:46.89 ID:K6jRye1L0

( ゚∀゚)「アイツ……まさか……」
ξ゚听)ξ「そうよ。きっとブーン君は激しい戦いに私達を巻き込みたくなかったのよ」
(´・ω・`)「先生……」
ξ゚听)ξ「あの子は私の生徒よ? 何でも分かるわ」
( ゚∀゚)「バカ野郎……せっかく手伝ってやるって言ったのによぉ……」

少し目が潤んだ。
ヤツは命を賭けて戦う気だ。自分達も誠心誠意を込めて祈らなければならない。
勝ってくれ。そして、元気な顔をまた見せてくれ。と……。

川 ゚ -゚)「あ」

スタッ。何か二つの物体がグラウンドに着地した。


89 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:41:16.47 ID:K6jRye1L0

('A`)「なるほど。ここを貴様の墓場に選んだわけか。
   喜ぶがいい。貴様のような下級戦士が超エリートに遊んでもらえるんだからな」
( ^ω^)「落ちこぼれだって、必死で努力すりゃエリートを超えることがあるかもよ?」
('A`)「クックック……おもしろい冗談だ」

グラウンドに降り立ったブーンとドクオ。

ξ゚听)ξ「…………」
( ゚∀゚)「先生……?」
ξ♯゚听)ξ「こっち何人も生徒抱えてんのよ! 全員の考えなんて分かるか!!」
ジョルジュは現代を生きる教員の大変さを知った。


90 名前:VIP足軽ktkr[] 投稿日:2006/11/24(金) 22:45:01.95 ID:K6jRye1L0

( ^ω^)「…………」
('A`)「…………」

陣風が舞い、土埃が肌に刺さるが二人はピクリとも動かない。

川 ゚ -゚)「始まる……。北朝鮮の核問題を賭けた戦いが……」

あれ? そうだっけ!?
まぁとにかく、史上最強の者同士が銀河の平和を賭けた戦いに挑もうとしていた!!


……これも違うな……


第二話、おーわり(サブタイトルの突っ走りには謝ります)




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