( ^ω^)ブーン系小説完結作品集('A`) 〜(´< _` )弟者が子育てするようです 最終話〜

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2 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:22:24.94 ID:XAMO4Drr0
登場人物紹介圧縮版

(´< _` ) 弟者 15

( ´_ゝ`) 兄者 2

( ,,゚Д゚) ギコ 49→( ´_ゝ`)

(*゚ー゚) しぃ 25

(*゚∀゚) つー 25

('、`*川 アホサス 24

川 ゚ -゚) クー 24

(*‘ω‘ *)→/ ・ω・ヽ ぽ ??

( ><)→(Д゚) ベンツ ??

川д川 ロッキー 15

ξ゚听)ξ ツン 7 

( ^ω^) ブーン 17

从 ゚∀从 ハインリッヒ ??

ゲイバーの皆様


3 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:22:59.89 ID:XAMO4Drr0
(´< _` )「ややこしいので差別化を図りたい」

ξ゚听)ξ「どうやって?」

(´< _` )「まず、ギコさんが変化してできあがった兄者を兄者Aとする」

(A´_ゝ`)

(´< _` )「次、二歳児兄者を兄者2ndエボリューションとする」

(2nd´_ゝ`)

ξ゚听)ξ「どっちかっていうと、二歳児兄者がファーストなんじゃないの?」

(´< _` )「ファーストのくせに生意気なのよ!」

ξ゚听)ξ「あ……」

(´< _` )「って罵られる可能性があるからきゃっξ;;)ξ「ぐす……」

(´< _` )「え」

ξ;;)ξ「ご、ごめんなさ……」

(´< _`;)「え、ええ? 今の俺そんなに怖かった!?」

( < ●>< ●>)「序数かアルファベット。どちらかに統一した方がいいのはわかってるわ」

最終話 はじまり


4 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:23:30.43 ID:XAMO4Drr0
(´< _` )「そんなわけで統一」

(A´_ゝ`)「俺は兄者。ガダルカナル星からやってきた、王子なり」

(B´_ゝ`)「へんなひとだー!」

(´< _` )「……この場合、ギコの人格はどこに消えたんだ?」

(A´_ゝ`)「いや、あたしがギコよん?」

从 ゚∀从「人格までは変わらないんだNE!」

(A´_ゝ`)「なんかぁ、ノリ的にぃ? アニージャっぽく振舞えばいいのかしらん、って」

(´< _` )「六本木ヒルズの上から逆さ吊りにしてやろうか」

ξ゚听)ξ「それで、どうするの? なんにも進展してないわよ。
      むしろ後退」

(´< _` )「いや、これはこれでアリかもしれない。
       ……ええと」

(A´_ゝ`)「あたしのことはビルゲイツって呼んでいいわよん?」

(´< _` )「うわぁ、外見が実の兄だから易々と殴れる気がしてきたぞー」

< ヽ`∀´>「ケンカなら外でやってほしいニダよん」


5 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:24:10.68 ID:XAMO4Drr0
(´< _` )「ギコさん改め兄者にはしばらく兄者の役をやってもらいます」

(A´_ゝ`)「どういうこと?」

(´< _` )「つまりかくじか」

(A´_ゝ`)「あはん、つまりぃ、私が? あなたのマミーの前で、兄者らしく?」

(´< _` )「なんで変身前よりも喋りがキモくなってるんですか?」

(A´_ゝ`)「仕様」

(´< _` )「……ま、とにかくこれで万事解決か」

ξ゚听)ξ「え」

(-_-)「ギーたんの扱いはどうするのん?」

从 ゚∀从「JO−RENのミーに言わせてもらうと、この店には若さのエキスが足りなかったから、
     ちょうどいいと思うNE!」

J( 'ー`)し「それはぐっどあいであ! あちし、歓迎するわよ?」

( < ●>< ●>)「客数増加が見込めるのはわかってるわ」

ξ゚听)ξ「そ、そんなに簡単な問題なの?」

从 ゚∀从「だってもう薬がないから、治療のしようがないNE! HA−HA−HA」

そんな感じで。


6 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:24:54.46 ID:XAMO4Drr0
早々に店を出たツンと弟者。そして兄者が二人。

(A´_ゝ`)「久々の若い身体はいいわねん」

(´< _` )「まさかこれほど丸く収まるとは思ってなかった」

ξ゚听)ξ「ぜんぜん丸くない気がするんだけど」

(´< _` )「何を言ってるんだウォシュレット。
       僕らの未来は、まるであの月のようにまんまるじゃないか!」

ξ゚听)ξ「三日月だけど。
      っていうか、ハインを放置してきたよね?」

(´< _` )「うん」

ξ゚听)ξ「……もういいよ」

眠らぬ街を歩く。そのうち、誰かの影が接近。

('、`*川「おいおいおい、キミたち!」

(´< _` )「げぇっ、夜回り先生!」

('、`*川「よくもまぁ置いてけぼりにしたな?
     先生、軽く泣いたよ?」

(´< _` )「ああもう、大丈夫。解決したから」


7 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:25:44.68 ID:XAMO4Drr0
(A´_ゝ`) (B´_ゝ`)

('、`*川「……何これ」

(A´_ゝ`)「すなわちぃ、かくかくぅ、しかじかぁ?」

(´< _` )「ぴかぴかぁ?」

('、`*川「……」

事情を聞いた途端。
前のめりに倒れこむアホサス。
当然、誰も助けない。

(´< _` )「あれぇ、こんなところにアホが落ちている」

('、`*川「お、おいおい、ボーイ……冗談だろ?」

(´< _` )「ウソをウソと見抜けない人がなんちゃらかんちゃら。
       でもこの話はマジ」

('、`*川「遊戯ボーイ!」

(´< _` )「まぁそういうわけで、アホサスの恋路は途絶えたわけです」

(A´_ゝ`)「なんのこと?」


8 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:26:35.42 ID:XAMO4Drr0
(´< _` )「近頃、何か近所で嫌がらせとか発生してませんでした?」

(A´_ゝ`)「ううん……ああ、昨日ぐらいに、ポストにまとまるくんが五十個ぐらい入ってた」

(´< _` )「また懐かしいものをぶち込みましたねえ、アホサス?」

('、`*川「だって、ギコさんっていったらまとまるくんじゃん」

(´< _` )「その思考回路が理解できない」

('、`*川「ギコさんがいなくなったから、四月某日は失恋記念日……
     だ、大体その姿を見た娘さんたちがなんていうか!」

(A´_ゝ`)「それを忘れてたわ」

('、`*川「一番忘れちゃだめでしょ?」

(´< _` )「確かめに行けばいいんじゃね?」

('、`*川「へ?」

(´< _` )「いざ、TWO−SEEへ」


9 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:27:07.47 ID:XAMO4Drr0
ξ゚听)ξ「ねえ、私六歳」

(´< _` )「大丈夫、兄者Bは二歳」

(B´_ゝ`)「んー?」

ξ゚听)ξ「そーゆー問題じゃない」

アダルトショップ「TWO−SEE」の前にて。

ξ゚听)ξ「じゃあ私ここで待ってる」

(´< _` )「いいのかなあ? 手持ち無沙汰にアダルトショップ前で待っている六歳幼女になっていいのかなあ?」

(A´_ゝ`)「ビデオのタイトルは「ツン 六歳。恥ずかしいけど・・・・・・」。
       三点リーダにしないのがミソ」

ξ゚听)ξ「ば、バカ言ってんじゃないわよ!」

('、`*川「少し見ないうちに饒舌になったねえ、ツンちゃん」

ξ゚听)ξ「……そ、そんなことないよー?」

(´< _` )「最早見苦しい」

(A´_ゝ`)「お客五名、入りまーす」

ξ゚听)ξ「あ、ちょ」


10 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:27:58.90 ID:XAMO4Drr0
(*゚ー゚)「!」

('、`*川「ありゃ、しぃさん。仕事、もう終わったの」

(*゚ー゚)「一応……公務員だから」

(´< _` )「そりゃあいいご身分だな!」

(*゚∀゚)「いらっシャイニングフィンガー。お金を払えばポロリもあるよ☆
     おお、これはこれはおそろいで」

ξ////)ξ「……」

(´< _` )「真っ赤なおっかっおっのー」

ξ////)ξ「うるさいうるさいうるさい」

(*゚ー゚)「……」

(´< _` )「蝋燭をご所望ですか?」

(*゚ー゚)「はい……きらしちゃって」

(*゚∀゚)「まったく。言ってくれれば持ち帰ってあげたのに。
     それで、今日は何が必要かな?」

(´< _` )「実はね」

今日何度目かのかくかくしかじか。


11 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:28:35.59 ID:XAMO4Drr0
(A´_ゝ`)「まぁそんなわけで、今日から私があなたたちの父です」

(*゚∀゚)「逆算すると……どうなるの?」

(´< _` )「多分0歳の父ぐらいになるかと」

(*゚∀゚)「ふむ、そうかそうか」

('、`*川「ええ、それだけ!?」

(*゚∀゚)「それだけじゃないよ。
     今からしぃがとっても面白いことを言うから」

(´< _` )「えー、マジー? チョーウケる予定なんだけどぉ?」

(*゚ー゚)「なんなの? この流れ」

(B´_ゝ`)「おねーちゃんおもしろいのー?」

(*゚ー゚)「……え、ええと」

(*゚ー゚)「お、お父さん! 前から好きでした! 結婚してく(*゚∀゚)(A´_ゝ`)(´< _` )「死ね」

('、`*川「っていうか、こんなに和やかでいいの?
     本気で悩んでいるのは私だけなの?」


12 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:29:10.51 ID:XAMO4Drr0
扉が開く。現れる一人の女性。

ξ゚听)ξ「あ」

川 ゚ -゚)「ああ、ツンか」

ξ゚听)ξ「……そんな反応だけでいいの?」

(´< _` )「どうしたんです?」

川 ゚ -゚)「ああ。テレフォンセックスの派遣をしていたんだ。
     そうしたら、相手が道具を使ってほしいとか言ってきたもんでな。買いに来た」

(´< _` )「バカ?」

('、`*川「ねえ、ここにいるメンバーさあ」

(A´_ゝ`) (B´_ゝ`) (´< _` ) ξ゚听)ξ
川 ゚ -゚) ('、`*川 (*゚∀゚) (*゚ー゚)

('、`*川「……全員、身内みたいなもんだよね」

川 ゚ -゚)「ま、全人類兄弟だからな」

('、`*川「なんでこんな場所で、大団円みたいな状況になってるの?」

(´< _` )「仕様」

('、`*川「マジで!?」


13 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:30:03.50 ID:XAMO4Drr0
川 ゚ -゚)「うん、なんかその、あれだな。めでたいな」

('、`*川「めでたくないよ!? 根本的な解決になってないよ!」

(*゚ー゚)「でもいいことばっかりだよね」

('、`*川「狂ってる、あんたたち狂ってるよ!」

(´< _` )「何を今更」

('、`*川「ふええ……」

(A´_ゝ`)「ううん、とりあえず、飲みに行く?」

(*゚∀゚)「いいね!」

(*゚ー゚)「アホサスさんもどうですか?」

('、`*川「自棄酒になってもいいなら」

(*゚∀゚)「よし、じゃあアホサスの奢りで」

('、`*川「それはおかしいんじゃないかなー」

(A´_ゝ`)「ほら、子供は早く帰りな!」

(´< _` )「把握」


14 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:30:56.83 ID:XAMO4Drr0
居酒屋の前で二手に分かれる。
帰り道。
弟者とツンと兄者B。

ξ゚听)ξ「……本当に、根本的解決になってないわ」

(´< _` )「ん?」

ξ゚听)ξ「じゃあ何? 私はこのまま全知全能でいればいいの?
      ……ま、別に困りはしないけどさ」

(´< _` )「なんこつ」

ξ゚听)ξ「……」

ξ゚听)ξ→ξ////)ξ

(´< _` )「なんこつってワードだけで顔を赤らめるのはあれだよな。
       あれじゃね? 全知全能っていうかムッツリスケベになっただけじゃね?」

ξ゚听)ξ「そ、それ以上言ったら去勢させてやる!」

(´< _` )「ほら、脅し文句までアダルティーになってきた」

ξ゚听)ξ「というか、は、話そらしてない!?

そんな感じで。
一行はマンションに戻る。


15 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:31:29.51 ID:XAMO4Drr0
部屋に入ると、なぜかロッキーが震えていた。

川д川「あうあう……」

(´< _` )「どうした、初潮?」

ξ゚听)ξ「つくづく思うけど、アンタ最低よね」

川д川「さ、っさっきあっちの部屋っから、へ、へんなのが、で、でてきて……」

ξ゚听)ξ「ぽのことじゃない?」

言われて、弟者は兄者の部屋へと視察に。
確かに、そこにぽはいなかった。

川д川「ななななんか、そそそこに、て、手紙をおいてけぼりに……」

(´< _` )「手紙……? ベンツが書いたのか」

テーブルに一枚のチラシ。

(´< _` )「どれどれ」


16 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:32:08.91 ID:XAMO4Drr0
『ジブンサガシノタビニデタッテイウナカタヒデトシヲツイセキスルタビニデルセイヤー
 イママデゴハントカイバショトカヨウイシテクレテアリガトウセイヤー
 ナンデコノヘヤヲデヨウトオモッタカトイウトセイヤー
 ジブンガウチュウジンデ、イツモトノスガタニナッテマタチキュウヲセイフクシヨウトカカンガエチャウカモシレナイカラセイヤー
 モウニドトゴメイワクハカケタクナイシ、ポモタブンオナジコトカンガエテルセイヤー
 コノゴオンハキットワスレナイセイヤーサヨナラセイヤー』

(´< _` )「……」

とりあえずそのチラシを丸めて、ダストシュート。

ξ゚听)ξ「なんて書いてあったの?」

(´< _` )「全部カタカナだから読む気が失せた」

ξ゚听)ξ「ひどい人」

川д川「あうう……そ、そういえば結局、どうなったんですか?」

(´< _` )「ああ、そうだった。
       かくかく」

川д川「……あれ? 私は結局どうなるんですか?」

(´< _` )「どうなるんですかって、元に戻れるとでも思ってたの?」

川д川「……」

ξ゚听)ξ「サディストや! ほんまもんのサディストや!」


17 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:32:49.60 ID:XAMO4Drr0




( ゚∀゚)「それからぁ、一週間ほどのぉ、月日がぁ、流れたぁ……」


18 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:33:20.00 ID:XAMO4Drr0
(´< _` )「じゃあ、行ってくるよ、兄者B」

(B´_ゝ`)「いってらったい!」

(A´_ゝ`)「道中お気をつけてん」

二人の兄者の見送りを受けて、弟者は制服姿で家を出る。

今日は入学式。
その後には新入生歓迎会が控えている。
まぁどうでもいい。

街並みを歩いて抜けて、高校まで。

(´< _` )「ここから、俺の学校生活が始まるわけだな」

高校は、国道から少し離れた場所にあった。

(´< _` )「しかしここしばらく、色々なことがあったなあ」

回想シーン。

結局、母者の襲来という難関はギコ=兄者Aの演技力によって乗り越えることができた。
しばし、兄者Aはゲイバーを休んで子育てに専念するという。

(´< _` )「肩の荷がおりた気分でゲス」


19 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:33:53.86 ID:XAMO4Drr0
校門をくぐって校舎へ。
なかなか綺麗だな、とか思いながら指定された教室へ。

そこから、新しいクラスのメンバー全員で体育館に行き、入学式に参加するという手はずらしい。
まぁどうでもいい。

(´< _` )「一年一組の教室は……こっちか」

教室に入る。
さすがに、静かなものだ。

ごく一部を除いて。

「いYA−! イズ、ジス、ア、グッチ?」

「あ、あの、ええと」

(´< _` )「む、邪気……」

从 ゚∀从「そこにー、存在を露にしているのはオトージャかっNA−!?」

とりあえず接近して、殴る。


20 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:34:25.49 ID:XAMO4Drr0
从 ゚∀从「もう、ベッドの上だと優しいのにNE!」

(´< _` )「お前、還暦直前と聞いたが」

从 ゚∀从「あるときは還暦、あるときは幼女、しかしてその実体は! 十五歳ヨ?」

(´< _` )「ああもう、退学してもいいからコイツを窓から投げたい。
       まるでデスクトップのように」

从 ゚∀从「まー、SO−熱くなっちゃだめっちんぐ。
     それより、ドゥー? アニージャたちは」

(´< _` )「元気っちゃ元気」

从 ゚∀从「副作用が出る可能性は高いからアテンションプリーズYO?」

(´< _` )「うん、死ね」

「はいはいはい、みんな、席につきなさーい」

やたらと元気な女の声。
どうやら、彼女がこのクラスの担任らしい。

(*゚ー゚)「今日からこのクラスの担任をさせてもらいまあああああああ!?」


21 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:35:07.68 ID:XAMO4Drr0
(´< _` )「……」

(*゚ー゚)「……」

从 ゚∀从「見つめあうと素直におしゃべりできないのけ?」

(*゚ー゚)「……そ、それじゃあみなさん、体育館に参加するために上履きへ移動しましょう。
    ちゃんと入学式に履き替えてくださいね」

(´< _` )「挙動不審にもほどがある」

(*゚ー゚)「っていうか、なんで?」

(´< _` )「高校入学するためにこっち来たって言いませんでした?」

(*゚ー゚)「聞いてない……」

(´< _` )「まぁ俺もあなたが高校教師だったとは聞いてませんが」

(*゚ー゚)「……」

(´< _` )「……」

(*゚ー゚)「……」

(´< _` )「……そういえば蝋燭を安く買える通販サイトが(*゚ー゚)「はい、じゃあ移動しましょーねー」

从 ゚∀从「ワケあり?」


22 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:35:39.06 ID:XAMO4Drr0
そして入学式は、危うくも終了。
続いて、新入生歓迎会へと続く。
まぁどうでもいい。

从 ゚∀从「こんなのドーでもEからはやく帰らせてケロロン」

(´< _` )「うるせえな、黙って聞いてろボケ」

「続いて、生徒会長による、新入生への言葉です」

壇上にあがる一人の少年。

( ^ω^)「みんな、ようこそだお。僕が、この高校の生徒会長なんだお!」

(´< _` )「……」

从 ゚∀从「お、彼をルッキングしたことサムタイムあるNE!」

(´< _` )「てめえが薬物実験したモルモットだろうが」

( ^ω^)「……まぁそんなわけで、みんな楽しんでほしいお!」

(´< _` )「おかしいな……新生活が始まった気分じゃないぞ……」

そんな感じで。
その日は、帰路につく。


23 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:36:29.48 ID:XAMO4Drr0
(´< _` )「残酷な言葉のうらがーわーにー」

从 ゚∀从「潜む森羅万象のいましめーもー」

(´< _` )「ああ、俺の高校生活は楽しいものではないようだ」

从 ゚∀从「高校デビューとか考えてるパーソンって大体失敗するんだYO!」

(´< _` )「……もういいや、死のう」

从 ゚∀从「OH! それは困るYO!」

(´< _` )「なぜ」

从 ゚∀从「だってあちき……YOUにゾッコンだ・か・ら・★」

(´< _` )「ああもう、絶対死んでやる」

从 ゚∀从「やーYO-!」

(´< _` )「つーかなんで俺の隣にいるんだ死ね死ね死ね死ね黄色い豚めをやっつけろ」

ハインを追いやって。
弟者はやっと一人に。

(´< _` )「……いろいろしんどい」

マンションに帰って、扉を開ける。


24 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:37:13.29 ID:XAMO4Drr0
(A´_ゝ`)「大変よ、オトージャ!」

(´< _` )「ああ、うん」

(A´_ゝ`)「アニージャが、アニージャが元に戻ったの!」

(´< _` )「うん」

リビングに二人の若い男。
どうみても兄者。どっちも兄者。
副作用のせいだろうなーとか、弟者はぼんやり考える。

(B´_ゝ`)「おお、我が弟よ、久しいな」

(´< _` )「うるせえ、俺は寝る」

(B´_ゝ`)「何を言う! 再会の喜びを分かち合おうではないか!
       そう、お前にもわずかながら闇と光の力が備わっているんだぞ!」

(´< _` )「ああもう、何もかもがどうでもいい」

(A´_ゝ`)「レッツ双子プレイ!」

(B´_ゝ`)「フン、これでお前は俺の影武者の役を担うことができたな。
       光栄だろう?」

(A´_ゝ`)「ええ、光栄よん、勃起しちゃうほ・ど・に・♪」


25 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:38:09.71 ID:XAMO4Drr0
元ベビールーム(仮)に倒れこむ弟者。

(´< _` )(今家には兄者が二人いて、
       一人は兄者で一人は兄者じゃなくてギコさんで。
       でもまぁ、それ以外は片付いたからいいか。
       ロッキーも、記憶を取り戻してしまったらしいし)

(´< _` )(もう何がなんだか、ねえ?)

(´< _` )(……寝よう)

(A´_ゝ`)「いやん、アニージャ。いきなりクタラギプレイは激しすぎるわ!」

(B´_ゝ`)「フハハハハハハ、跪け、愚民どもぉ!」

(´< _` )「俺のぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

(A´_ゝ`)(B´_ゝ`)「!!」

(´< _` )「俺のぉ! 学校生活はぁ! これからだぁ!!!……Zzz」

・・・

・・



最終話 おしまい


26 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:38:40.81 ID:XAMO4Drr0
前略

まだまだ暑い日は続いていませんねごめんなさい。
えっと、ロッキーです。違います。さだこです。
多分、中学三年生だと思います。

あのあと、私は記憶を取り戻すことができました。
おかげで家に帰ることもできたのでとてもよかったです。前髪は切りました。

でも、アホサスさんたちと過ごした日もたのしかった……です。
ほんとですよ、ええ……うん、嘘なんてついてないです。

未だにテレビから出入りはできちゃいます。どうすればいいんでしょう?
まぁでも、これはこれでアリかなあ、とか最近思っちゃってます。

……ここまで書いて気づいたのですが、この手紙、誰に出せばいいんでしょう?
アホサスさんの住所とか覚えてないんですよね。

っていうか、彼らに手紙を出すのは……そのう、本能的に拒絶してしまいます。
この際、はっきり言いますね。

もう二度と、あいつらと関わりたくねーよバーロー。

・・・

・・






27 名前: ◆xh7i0CWaMo [sage] 投稿日:2007/03/04(日) 19:39:33.93 ID:XAMO4Drr0
以上でした。

「兄者が冷蔵庫の中に入ってたらおもしろいんじゃね?」みたいな発想で始めたお話。
最後まで付き合ってくれた人、いましたらどうもありがとうございました。

あずまんが大王のような、なにげに面白いなーってノリを書きたかったです。
見事失敗しました。
今は首を吊りたい気分で一杯です。
つーか登場人物多すぎワロタ。伏線回収雑杉オワタ。

えー、そんな感じです。
閑古鳥が鳴くー♪
質問されても多分答えられないと思います。
そこまで深いこと考えて書いてないので。

合作とか頑張りますー。

最後にもう一度。
ありがとうございました。
それでは。




【関連】
一気読み
第一話 - 第二話 - 第三話 - 第四話 - 第五話(前) - 第五話(後) - 第六話 - 第七話 - 第八話
第九話 - 第十話 - 第十一話 - 第十二話 - 第十三話 - 最終話



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